怪盗WEST事件簿【JW】

・ ページ5

赤「たっだいまぁー」


紫「おう、お疲れ。」

アジトに帰れば風呂上りと思われるはまちゃんと玄関先でばったり。
裏口付近かなり血だまりが見えたし、はまちゃんもかなり返り血を浴びたのかもしれへん。

赤「はまちゃん今日ありがとなぁ、助かったわ。」


紫「あんくらい何てことないわ。シゲちゃん達の方が大変やったんちゃう？」


赤「まあな、あそこまで警戒されてるとか思ってなかったわ。」


紫「んは、せやな。まぁ、あれくらいで死なれたら笑ってまうけどな。」


そう薄ら笑いを浮かべその場から立ちさるはまちゃんは何処か冷たくて、これ以上俺にかかわるなって言われてるみたいでほんの少し寂しさを感じた。


青「俺もシャワー浴びてこようかな、ダクトのなか埃だらけやってん。」


緑「その前にジュンタに報告せなあかんやろ？もう少し我慢して。」


青「もう、早く済ませようや。髪の毛触るたび埃落ちてきて気持ち悪いねん。」

はいってきた当初のジュンタ君大好き！やったリュウセイはすっかり消え去って今じゃ会うことすら面倒くさがれてるんやからジュンタも可哀想やな。


とかいう俺もリュウセイと同じなんやけど。

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す