赤の花を咲かせる

｜交わる川 ページ27

目を開ける。

周りに皆んながいて

笑って

戦争の話して

歩いてた

真っ白な世界。

でも気付いた


赤色の線

段々

太くなって


私達の間の

壁になった


壁をさわると

痛くて

熱くて



しょうがないから

2人であてもなく

歩いてた。


そこで

段々

足下が

水の中に入って

膝下まで来た時

後ろを向くと









彼は消えていた









彼のブタのピンだけが

水に漂っている


シャオちゃん？


誰もいない


ブタのピンの前に行くと



急に床が抜けた



落ちる


堕ちる


オチル


辺りが水になる


川底みたいだ。



落ちた穴からは


君が


い っ し ょ に は い け へ ん



って言うんだ


さっき消えてしまった君が


どうにかして連れてきたくて

連れて来なきゃ

もう二度と

会えない気が

して。


ご め ん ね


っ伝えて、

自分の

左腕を切った



赤の花弁が舞って

君のところへ行く

あとは頼んだよ

花弁。

彼を連れてきて









三途の川での出来事

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