赤の花を咲かせる

｜質問　自分ってなんだ ページ3

ni「じゃそうだな…質問したい人は名前を言って質問しろ、その方が名前覚えてもらえるだろ。」

死ねぇ！なんでだよぉ！なんで…なんで！

『そうですね』

ni「じゃ始め！」

mb「生徒会様って知ってる？学校に来たばっかりでしょ！誰が推し？」

mb2「生徒会かぁ〜知ってない人もいるもんな」

急に質問じゃないの始まったんだが。

『生徒会ですか…あまり知らないですね。教えていただけますか？』

mb「良いよー！まず、生徒会長がグルッペン様でその次がトントン様、オスマン様、ひとらんらん様、エーミール様、コネシマ様、ゾム様、シャオロン様、鬱様、ロボロ様、ショッピ様、チーノ様、愛羅様で、このクラスにいるのが、コネシマ様とゾム様とシャオロン様だよ！」

シャオロン…

でも、

『なんで様付けしているんですか？』

mb「なんでってそりゃイケメンだもん！まじ推せる…」

嗚呼そういうことなら、媚びていた方がやり易い。

『そうなんですか、朝少し見かけましたが凄く美形な方々ですものね。ありがとうございます！』

mb「てか、これじゃ質問じゃなくて、教える形になっちゃったね！じゃぁ質問で！」

『はい、なんでしょう。』

mb「なんでマント？を被っているんですか！」

『はい、お答えします。まず顔を隠したいというのと、ばれたくない、というのと、これをつけていると安心するからですね。これについてはあまり深掘りして欲しくないもので…』

mb「なんか…ごめんね！」

『いえいえ、大丈夫です』

sho「しつもーん．お前、手につけてるやつって生徒会意識しとる？」

嗚呼、多分ブラックリスト的なものでしょう。
皆さんの顔が変わりました．恒例なのですかね。

『違います。形見です。大切な人の形見です。』
　
なくしたくないんだ。

sho「ふーん」

お前から聞いといてつまらねぇみたいに返事するな！

mb2「得意教科は！」

『…理科ですかね。』

あったりめぇだ。人体について知らなくて良いほど知っている。殺人でもやって解剖したのかってくらい。
　
mb3「彼氏は！」

『…いないですけど、好きな人はいました。』

私は時計を見つめる。

いつまで経っても憎めない。

mb4「それって時計くれた人？」

『そうですね。彼がここにいるかどうかなんてしいるかどうかなんてしらないのに。』

zm「フード取らへんの？」

『予定はありませんね。貴方様が一度もフードを取らないのと一緒です。』

zm「なんでしっとんの？」

…閉まれ。パンドラの箱．

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