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「大先生、どうした。デカい顔がさらにデカくなってんで？」
「うるはい、シッマ」
大先生の両頬は真っ赤に腫れている。
そりゃそうだろう。
行き場のない私達の怒りがそこに行き着いたのだから。
「ショッピもいつにも増して不機嫌やん。どないしてん」
「ちょっと黙ってろ、クソ先輩」
「口悪！」
人のことを煽ることは多々あれど、ああいう風にからかわれる事なんて滅多にないショッピは、言うまでもなく不機嫌である。
「なぁなぁ、A。こいつどうしてん？」
「一言で言うなら…グルッペン先輩ですね」
「……あぁ、察したわ」
たった一言でコネシマ先輩は理解してくれた。
「あぁ、もうはよ帰ろA」
「え、コネシマ先輩はショッピに用があったんじゃないの？」
「あ？」
相当ストレスが溜まっているのか、コネシマ先輩の名前を出した途端、低い声が聞こえた。
「用あったけどこんな状態のショッピと一緒にいるのはゴメンやわ。A、はよ連れて帰ってくれ」
「分かりました」
隠すことなく舌打ちをするショッピの背中を押して家路を急ぐ。
こうなったショッピの機嫌を直すにはあれしかない。
「おねぇちゃん、ぴーくん！」
「………ふーちゃん！！！」
「…母さんに連絡しといてよかった」
家の近くの公園でふーちゃんが待っていた。
私たちを見つけると笑顔で駆け寄ってくる。
すかさずそれをショッピが抱き上げて、これでもかというくらいギューッとしている。
ねぇ、ショッピ。
不機嫌になったのは、嫉妬したから？
なんて聞けなかった。
だけど、鬱先輩が言ったようにほんの少しでも可能性があるなら、
「…前に進んでみようかな」
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SHA(プロフ) - そこで出てくるんやそのセリフ...!((((まじ神ですｱｻﾞｼﾀ (3月4日 23時) (
レス) @page47 id: 463e3b78de (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 流石にその返しは予想してなかった…www 大どんでん返し、最高な胸きゅんストーリー、ご馳走様でした…!!! 素敵な作品に出会えて幸せです!!! (11月8日 4時) (レス) @page47 id: dba6e6f19e (このIDを非表示/違反報告)
ンゴ - ヤバい.........好きすぎる！！！shp推しだから、まじで心奪われた..........作者様神すぎます！！！私もロリで妹がいるからこんな青春してみたいよォ〜(推しに限るが)！本当にありがとうございます！！！！いつか名前をshpに呼ばれたい..........！！ (10月10日 23時) (レス) id: 33d15daba9 (このIDを非表示/違反報告)
🍞 - う”あぁぁ 心臓が、、好きすぎて、、、死ぬ、 (10月10日 18時) (レス) @page47 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
n - あああああこれがまさかのラスト…！神作すぎるぅ…好き… (7月19日 22時) (レス) @page47 id: a313beec07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らに
| 作成日時：2020年2月24日 22時
