番外編 ページ2
「Aさん、私のスカート知らない?」
「え、知らないけど…どうしたの?」
「目を離した隙に学ランとスカートなくなったのよ。学ランはパンダが着てたんだけど、スカートがないのよね」
…ああ〜これ知ってるな〜〜!!!思わず頭を抱えた。あのクソ野郎、この歳になってもまたやっていると言うのか。紛うことなき犯罪だぞ。野薔薇ちゃん、一緒に訴えてしこたまお金絞り取らない??
「マジか…。…うーん、そうだね、私が取り返しに行ってくるよ」
「場所わかんの?」
「まあね。1度経験してるからさ…なんとなく想像はついてる」
”頼んだわよ”、という言葉を背にあいつがいるであろう地下へ向かった。…扉を開ければ案の定であった。前回と変わらずガニ股ダブピ。お前よく入ったな。
「さぁとぉるぅくん?」
「エッ」
「お前まだ性懲りも無くこんなことしてたの??マジで人間性疑うわ。しかも生徒の制服取ってまでやるなんて!」
「いやいやいや、僕は悠仁を元気づけようと…」
「は?…虎杖くん、コイツね、勝手に野薔薇ちゃんのスカート履いてんだよ、ありえなくない?」
「えっ!?先生…俺を元気づけようとしてくれたのは嬉しいけど、…それはどうかと思う」
虎杖くんにドン引きされた悟はめちゃくちゃ落ち込んでいた。ざまあねえな!!!悟からスカートを脱がせて野薔薇ちゃんに返しに行った。
「もうホントごめんね、うちのバカが…。スカートも新調させるし、なんなら今度あいつの金で好きなことして来て…」
「マジ!?やりぃ!!」
終われ。
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プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチにお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月9日 15時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - なるほど、スカート盗難事件の被害者は過去にもいたのですね… (2021年1月31日 13時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:漣 | 作成日時:2021年1月17日 21時