Sugar Love【1】 (ページ47)

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Sugar Love47 ページ47

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授業中、隣から視線がすごく感じる気がする。

でも紫耀は寝てるはずだから私の気のせいかも

しれない。

感じる視線の正体が気になって気になって

授業内容が頭に入ってこないから

チラッと隣に視線を移してみた。

あ「…っ！？」

寝てると思ってたのに起きてる…！

しかもずっとこっち見てるじゃん！

「根岸ー、なんかあったかー？」

あ「いっ、いえっ。

なっ、なんでもありません！」

驚きすぎてガタガタッと机が動いてしまった。

また隣を見たら私を見てクスクス笑ってるし。

笑い声漏れてますけど？

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あ「…なに？」

紫「真面目に勉強してるなぁって。」

そりゃあしっかり勉強しないと

置いてかれちゃうし。

留年しちゃう可能性だってあるし。

あ「紫耀はノートに写さなくていいの？」

紫「あとでAの見せてもらう。」

若干上目遣いで見つめてくる紫耀くんの

姿が妙に色っぽくて

脈が上がる。

あ「絶対やだ。」

いつもはいいよって了承するけど、

なんかそれが当たり前化してるから

今日は拒否してみたけれど

紫「ごめんて。でもAって字が綺麗やから

読みやすいんやもん。」

なんてちょっぴり嬉しいこと言われたら

悪い気しなくて

あ「…し、しょうがないなぁ」

結局了承しちゃう。

私って紫耀に弱いのかな。

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