Sugar Love24 ページ24
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気付けば体育祭本番がやってきて。
幸いにも天気は快晴。
まさに体育日和。
沢山の観客と開会式から大いに
盛り上がる男子達。
図太い声が校庭に響き渡り
熱くなっていた。
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『次は2年生の騎馬戦です。
２年生は入場口へ行ってください。』
紫「おーし。やっと俺らの出番だな。」
神「ぜってー負けねぇ。」
あ「2人とも頑張ってね！」
私達3人は偶然にも同じ白チームで。
2年生種目の騎馬戦は男子のみの出場と
なっていて、女の私は見学。
生徒席で応援することになっている。
ピストルの音で一斉に走り出す。
あ「がんばれーっ！」
やっぱりあれなのかな。
不良だから思ってた以上に迫力あって
すごいぶつかり合ってるように見えるのは
気のせい？
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「おりゃぁぁっ！！
その白の帽子よこしやがれぇぇっ！！」
「てめーの赤の帽子剥ぎ取ってやるーー！！！」
「おれにぃぃ任せとけぇぇぇーー！！！」
…熱い。熱すぎる。
みんな本気すぎて目が怖い。
思わず自主規制音が聞こえてきそうな
罵声が沢山飛び交ってるけど大丈夫かな。
その頃紫耀と勇太くんは…
紫「おい神！もっと左寄れや！」
神「お前こそもっと右寄れよ！」
2人とも下で支える側で
なにやら揉めている様子。
2人だけじゃ限らず、みんな揉めて言い合いを
始めてるから結束力がゼロに等しいけど。
最終的喧嘩が起こり始めそうだったので
強制終了されたのは言うまでもない。
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作者名：rion
| 作成日時：2018年9月25日 16時
