Sugar Love18 ページ18
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仲見世通りを抜け、お次のお目当てはおみくじ。
おみくじなんてしたことなかったから
ドキドキした。
一人ずつお金を払い、勇太くんに
教えてもらいながら出た数字の
小さな引き出しから
一枚の紙を取り出す。
神「いい？せーので開けるからね。」
言われた通り、勇太くんのせーのっ！という
合図で一緒に開けた。
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紫「っしゃ〜！俺大吉〜！」
神「俺中吉なんだけど。Aは？」
あ「…末吉。」
願い事の欄には、
"驚く事あれどあわてねば叶う"
と書いてあり、
争事には、
"静かにすればよし"
いい内容なのかそうじゃないのか
さっぱり分かんない。
少し肩落として落ち込んでたら
2人に肩をポン、と叩かれ慰められた。
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しばらく雷門の中を観光して
次に向かった先は浅草橋。
紫耀がスカイツリーの前で記念写真撮りたいという
リクエスト。
紫「でけー。」
初めてこんな近くで見るスカイツリーは
想像してたよりも遥かに大きかった。
通りすがりの観光者に撮影をお願いして
3人並ぶ。
その時、私の肩に紫耀の腕が回ってきて
少しだけ肩がビクッとした。
チラッと紫耀を見ると笑顔でピースしてて。
距離が近いな、なんて思いながらも
動揺を隠しつつ私もカメラに向かって
ピースをした。
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作者名：rion
| 作成日時：2018年9月25日 16時
