第42話 ☆ 君は・・・僕・・・、なの・・・? 【現在】 ページ45
…。なんで最近…こんな夢ばかり見るのだろう…。
悲しみ、愛しさ、苦しみ、嬉しさ…。どの感情なのだろうか…。どうしても、あの夢はただの夢じゃない…。わかってるけど…これ以上深入りしてもいいのだろうか…。ねえ…?”翔太”…?きみは、どんな感情を持って、どんな景色を見て、どんな表情を作って生きていたの…?自分だけ、化け物で…。ヴァンパイアになって人と関係を気づきたくないって…。どんな感情を持ったらそんな風に考えられるの?どうして今更”人間になった”僕に思い出させようとするの…?Aとの出会いは、偶然でも、必然でもなく、君たちが決めた−運命−なの?
蒼井「…わかんないよ…。」
「何が…?」
蒼井「何が…って…。…!?」
後ろから声がして振り向くと達兄がいた。
達央「…平気か…?」
蒼井「ぁ…はい…大丈夫です…。達兄はどうしてここに…。」
達央「お宅の社長さんに様子を見てきてほしいって言われてな…。」
蒼井「あ、わざわざすみません。」
達央「別にいいんだけど、無理はするなよ?お前、最近噂になってるぞ?痩せすぎだって。俺ら声優界でも、お前のファンの中でも…。」
蒼井「…え?」
ぼくは自分のツイッターを開き、フォロワーのファンの子たちのツイートをのぞいてみた。
『しょーたん、痩せすぎだよ〜…。大丈夫かな〜…。』
『最近忙しいもんね…。しょーたん、無理してないといいけど…。』
『画像、化粧でカバーしてるけど、クマすごいよ…?』
など、たくさんの心配ツイートが出てきた。
蒼井「…ッ!ははっ…。ファンにこんな心配させてたなんてアーティスト失格ですね…。」
達央「…翔太。」
蒼井「すみません。僕は大丈夫なので…、せっかく来てくださったのに申し訳ないんですが戻っていただいていいですか…?」
僕は達兄に背を向けてもう一度ベッドの中に潜った。
達央「…ばーか。全然大丈夫じゃない俺の可愛い後輩をほって戻れるかよ。」
蒼井「だい…、ゴホッ…!ゴホッ…ゴホッ…!じょうぶッ…!ですからッ!」
あぁ、また意識が遠く…。嫌だッ…!嫌だッ…!もうあの悲しい翔太に会いたくないよッ…!
第43話 ★ それから、俺たちは・・・。 【過去】→←第41話 ☆ 今日は1日… 【現在】
115人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ら3ら2か(プロフ) - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 大丈夫!絶対ならん!!wうちもあらよあらよしちゃったけど最低免れてるからw (2016年12月4日 15時) (レス) id: a012e87bb6 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - ら3ら2かさん» 久しぶり〜!このあとに…グフフ(☆∀☆)R指定行かないようにぎりぎりまでせめて見るつもりだよ☆ これでR指定なったら笑えるわ笑 (2016年12月4日 15時) (レス) id: 1f31e782ab (このIDを非表示/違反報告)
ら3ら2か(プロフ) - お久しぶりです!きた、きた、、、激ピンク……!?そろそろですかね!!?あああもう楽しみです!!wこれからも更新頑張ってください! (2016年11月6日 21時) (レス) id: a012e87bb6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 萌えですっ!萌え萌えで超ドキドキする(*´∀`)こんなにカッコ可愛いヴァンパイアになら血吸われてもいいです!!むしろ吸われたいww忙しいとは思いますが自分のペースで更新頑張って下さいね(*´∀`) (2016年10月23日 5時) (レス) id: ad01cac25d (このIDを非表示/違反報告)
緋澄(プロフ) - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 萌えだよ!萌え過ぎてもうドキドキヤバいwwしょーたんになら素直に血を捧げるよ? あ、twitterね、垢変えたからお迎え行こうかなって思ってたんだけど、タイミング逃したからここでアカウント言うね!(@Eru_mg41123) (2016年10月23日 0時) (レス) id: bdb3729c29 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月19日 15時