第280話 福井最後の日! ページ5
翔太「へぇ〜…こんなんあったんや〜…。」
母「ええ。最近できたって言ったでしょ?」
翔太「うん。」
母「服屋さんにレストラン、映画館、ゲームセンター、食料品、屋上にちょっとした遊び場もあるのよ。」
翔太「ふふっ!楽しそうだね。小さいことかには嬉しいよね、」
貴「うん。そうだね。」
母「さあ、行きましょうか。」
貴「はい!」
駐車場をでて、ショッピングモールに入った。
___________________
翔太「いっぱい買ったね〜!」
貴「うん!お義母さんも、服選んでくださってありがとうございます!」
母「いいのよ〜?選びたくてうずうずしてたんだから♪」
貴「どうしてですか?」
そう聞くと、翔太のお母さんは笑顔でこう答えた、
母「実は…私結構前からあなたのファンなのよ!」
シーン…
少しだけ、周りの音が聞こえなかった。
貴「…」
母「?大丈夫かしら?」
貴「…へっ!?」
翔太「…大丈夫見たい。意識少し飛んでたっぽい。」
横で翔太がクスクスと笑いながら言った。
母「いやー、息子のね、事務所のことをいろいろと調べてたら、新しくSに誰かが入るって聞いてね?どんな子なのか調べてみたの!そしたらカワイイの何の!でもまさか、翔太と付き合って、婚約までしてくれるなんて思わなかったわ〜!事故の時は、そっちの方で頭いっぱいで、何も言えなかったけどね…。」
貴「…。ファン、ですか。これからお義母さんになる方にそう言われるとなんか気はずかしいですね…。」
母「あら!可愛い事言ってくれるじゃない!」
私たちの会話を聞いて、翔太は…
翔太「……」
貴「どうしたの?翔太。」
翔太「い、いや…なんか、Aが僕の妻になるなんて…まだ頭が追いつかなくて…。」
貴「それもそうだよ。私も、翔太が夫になるなんて信じられないし…。ッ…!」
私は、自分の言った「夫」という単語に少し恥ずかしくなった。
翔太も同じく、顔を赤くして顔を伏せていた。
母「はいはい!惚気はいいから!ほら!そろそろ駅に行かないと!電車!乗り遅れるわよ!」
翔太「あ!うん!」
私たちは、そのまま駅に向かった。
母「またの〜!また、おいで?Aちゃん一人で来てもいいからね!翔太となんかあったら相談のったるから!」
貴「はい!ありがとうございます!」
翔太「なんでAだけ〜?もぉ…」
母「はいはい、結婚式の招待状待ってるかんね〜」
翔太「うん!またの〜」
私たちはお礼をして電車に乗り込んだ。
68人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆるゆるるるる(プロフ) - ヴァンパイアのお話と繋がってるんですね!凄かったです!この小説を読ませていただきながらボロ泣きしていました……これからも頑張ってください!! (2017年3月22日 0時) (レス) id: 61eed14801 (このIDを非表示/違反報告)
緋澄(プロフ) - しーちゃんんん!!完結おめでとう!!!!!ラスト、すっごく良かったよ!!次のお話も読むね!! (2016年9月28日 7時) (レス) id: bdb3729c29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゐみん(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく良い作品で、超愛読させてもらってました!!!!!次作も楽しみにしてます! (2016年9月19日 8時) (レス) id: d20b8ac115 (このIDを非表示/違反報告)
一松大好き - 初めまして、一松大好きと申します。完結おめでとうございます。 (2016年9月19日 5時) (レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 完結おめでとうございます!詩の方も喜んでもらえたみたいで良かった〜(*´∀`)これからも友達としてよろしくお願いしますっ!アリス(・ω・) (2016年9月19日 4時) (レス) id: ad01cac25d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2016年8月25日 20時