三話 自己紹介 ページ4
何やってるんだろ…。
私は椅子に座らせられて手当を受けていた。
すると、ドアが開き、外からメガネをかけた男の子がやってきた。
「こんにちは!」
安室「?あ、コナン君じゃないか!」
コナン「安室のお兄ちゃん!…あれ?そのおねーさん誰?」
安室「さっき知り合った人だよ?傷だらけだったから、ほっとけなくて…。」
コナン「ホントだね〜!」
なにやら仲良さげに話していた。
『あの、どうして知らない人を助けるんですか…?』
私が問うと、カチューシャをつけた子が言った。
「どうしてって…こんな人を見たら助けたいって思うのは当たり前じゃないですか!」
当たり前…そうなんだ…。
「ところで、お名前は…」
もうひとりの女の子に聞かれた。
『…ごめんなさい…実は、何も覚えてなくて…』
「「「えっ!?」」」
『何故か昨日からの記憶しか…ないんです…。』
コナン「どうしておねーさんここに来たの?」
不思議そうな目で見られた。
『本当は路地裏を歩いてたんだけど、気がついたらここの道に出てて…前にある建物をぼーっと見てたらその人声かけられて、に強引に…』
コナン「連れてこられたの?」
『うん。』
コナン「そうなんだー、じゃあ何も知らないんだね?今までのこと、」
『ええ。』
少年と話していると、女の子たちが立ち上がって
「服無いですよね?」
「私たち、服持ってきます!」
私は、今、いろいろな部分が破けていたりして、案の定胸は隠せている、そんな状況だった。
コナン「なら、おねーさんは蘭姉ちゃんたちが服もって来るあいだにシャワー浴びたらどう?」
「それもそうね!コナン君!あ、なんて呼べばいいんでしょう?名前、わからないんですよね?」
『はい。』
安室「うーん、本当の名前がわかるまで、新しく名前作りませんか?」
コナン「あ、それいいね!」
安室「例えば…天宮瑠奈。とか?」
『天宮瑠奈。』
安室「はい!」
『私は構いませんが…。』
「なら、それで決定ですね!あ、私、毛利蘭って言います!」
「あ!私は鈴木園子って言います!」
コナン「僕、江戸川コナン!よろしくね!おねーさん!」
『え、ええ。』
「安室さんと一緒に来たってことは、ポアロに来ることも多くなると思うなー!私、榎本梓って言います!いつでも待ってますね!」
『はい。』
ほんと、何やってるんだろ…。
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2016年6月10日 11時