【銀魂】不器用つんでれーしょん。２nd!

消えたくまさん。 ページ6

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楽「バレー楽しかったアルな！A」

『うん！お外は暑かったね』




6限目の体育が終わり、皆教室に戻る。

授業にAはクマを連れて行こうとしたけど、汚れるから、と皆に言われてしぶしぶ教室に置いてきた。



そして事件は起こった。




【ガラッ】


沖「あ〜〜教室涼し〜」

妙「教室にエアコンついてて良かったわ」




『あ、あれ？私のトトさんが居ない…』




土「どーした？A」


『トトさん、居なくなっちゃった……確かにここに座らせておいたのに…』


楽「Aのクマがなくなったアルか？」


『うん…

どうしよう、トシがくれた大事なくまさんなのに…』




机の下やロッカーを覗いて、焦りだすA。

どうやら、授業の前に椅子の上に置いておいたのが帰ってみるとなくなっていたらしい。



『トトさんどこ行っちゃったの…？』



妙「心配しないでAちゃん。とりあえず皆で手分けして探しましょう」

土「そーだな」

沖「こんだけの人で探せばすぐ見つかりまさァ」


『本当？いいの？』


楽「大丈夫ネ！私たちが手伝うアル」




そして放課後、俺らはAのクマを探すことにした。








沖「こっちには見当たりやせんでした」

妙「私も見て回ったんだけど、無かったわ」

楽「こっちもアル」


土「クソ、どこにあんだ…？」









・









・









トシ達がトトさんを探してる間、私は１人で探していた。



どうしよう…


せっかくトシが取ってくれたくまさんなのに、無くしたらトシが悲しむよね。



『……あ、』




そう言えば、まだ3階は見に行ってないや…


トシ達は下の階で探してるし、もしかしたらそこにあるかもしれないよね。

よし、行ってみよう。









3階は、空き教室だらけでほとんど使われてないみたい。

あんまり立ち入っちゃダメだって聞いたことあるけど……




お願い、トトさん出てきて…！



いちばん奥の空き教室に入ると、そこにトトさんが置いてあった。





『あっ、トトさんだ!

良かったぁ…』





机の上に置かれたトトさんに駆け寄った、そのときだった。









・









晋「クククッ…１人で来るとは拍子抜けだな……A、チャン？」

仕掛けられた罠。→←可愛い子には子守をさせよ。

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