【銀魂】不器用つんでれーしょん。２nd!

epilogue. ページ21

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Aと出口につながる通路を歩いていく。


腕の中のAに目をやると、目が合った。





うるうるの真っ黒な瞳に俺の顔が映った。





土「なに見てんだよ」


『ううん！トシこんなに男らしかったっけって思って見てたの』


土「そ…そんなに見んじゃねェよ」


『嫌！ずっと見てる』


土「ったく……」




【ちゅっ】




不意打ちでAの桜色の唇にキスを落とす。

Aは頬も同じくらいピンク色に染めて恥ずかしがった。






『もう…いきなりは反則…っ』


土「良いだろ別に」



Aは照れながらも俯いて笑った。

そして、小さく口を動かした。



歓声のせいで聞き取ることができなかったが、俺にはこう言っているように見えた。









『トシ……

ずっと、傍にいてよね』









Aを抱いて短いウエディングロードを歩いていく。


Aは頬を染めて幸せそうに笑っていた。


その笑顔は紛れもなく、昔からずっと俺が見ていた幼い笑顔そのものだった。








お前と一緒に歩いてきたこの道が



いつか俺らの未来に繋がりますように



こんな不器用な形でしか伝えられねェけど



俺なりの愛し方で








一生お前を愛してやるから＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。









end.

【あとがき&皆様へのお礼】→←本物の王子様。

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
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