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You side.







続けて着信履歴を見ると、みーこからだった。


私はすぐに電話を折り返した。








「もしもし、みーこ?ごめん、さっき仕事終わってさ、」




実「A、助けてほしい、」




「え、どうした?なんかあった?」









普段強気な彼女からは考えられないくらい弱々しい声でかかってきた電話。









実「あのね、」








そう言って彼女はポツリポツリと小さな声で話し始めた。









実「冬くらいにさ、飲みに行ったでしょ?」




「うん。」




実「あの日、すっごい酔ってたじゃん、私。」




「酔ってたね〜」




実「完全に酔ってたからさ、頭働かないまんまその....流れで深澤ん家行ってさ、」




「え....そうだったんだ。」




実「で、雰囲気に流されて....しちゃったのよ。」




「う、うん、」




実「引くよね....確かに出会いがあれば、とは言ってたけどさすがに再会した同級生とってどうなのよって反省してて。」









私もです、なんて心の中で呟く。









実「で、本題はそこじゃないのよ。」




「え?」




実「そこからね、メールのやり取りを毎日するようになって、普通に出掛けるようになったの。

それで....よく分かんないけどアイツの行動一つ一つにドキドキしちゃって、なんかもうとにかくよく分かんないのにすっごい苦しくて、」









分かる、痛いくらい分かるよ。









「それまで何とも思ってなかったのに急に全部知りたくなる、みたいな、」




実「そう!....そうなの、」









ちょっと前の私と同じだ。









「多分、好きなんだよ。」




実「そう、なのかな、....でも向こうがどう思ってるのか分かんない。

あれから手を出されたこともないし、もしかしたら同級生だから一夜の過ちをなかったことにしようと必死に取り繕ってるのかも。」




「本人に聞いてみたら?」




実「え、無理だよそんなの!」




「協力するからさ。ね?」








何とか彼女を説得させて、次の休みの日に会うことになった。


まさか、呼び出した彼と一緒に翔太までついていくことになっているとも知らずに。





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cleam(プロフ) - ひなさん» 大変遅くなり申し訳ないです( ; ; )ふかさわのお二人の馴れ初めを投稿致しましたので、もしまだお待ちいただけているようでしたら、お読みいただけると嬉しいです! (2021年9月21日 19時) (レス) @page40 id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - お疲れ様です。小説読ませて頂きました!とても楽しかったです!個人的には深澤さんの方の恋の話も気になりました(笑) (2021年6月19日 23時) (レス) id: 40a9c90c6e (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - お風呂場の狸さん» お勉強お疲れ様です!!少しでも気分転換になれて嬉しいです( ; ; )あまりご無理なさらないようにお気をつけ下さい....! (2021年1月13日 20時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
お風呂場の狸(プロフ) - 勉強疲れでしんどすぎて久々に小説をみよう……と思い読みはじめたのですが心が浄化されました……ありがとうございます……最後泣きながら読みました……本当にありがとうございます……( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;) (2021年1月13日 4時) (レス) id: 2489012008 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ふかやのねぎさん» コメントありがとうございます!とにかくジェットコースターみたいな感情の揺さぶられ方を目指したものだったので、驚かせてしまったかもしれません(._.)いわもとくんのお話も、またちょっと掴みのテイストが違いますが、是非読んでいただけると嬉しいです! (2020年12月14日 20時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cleam | 作成日時:2020年12月7日 0時

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