不機嫌、 siDe 貴方 ページ29
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暑かった今日一日で計画を立てられたのが、
四人 。
まあ 、あとは明日だね。
村 「 はぁ〜、今日も疲れたな!」
お決まりの八重歯でそう言って私に近付く
「 だね、 お疲れさま 。」
少し微笑んで相手の顔を見た、
丸 「 なーにイチャイチャしてるんっ!お二人さ〜ん ♪」
村 「 アホか! こいつはナイわ 、」
「 そうだよ〜 !... ん ? 今なんつった ?」
村 「 だから、お前はナイって ...」
「 うっさいわ! 私だってあんたみたいな八重歯こっちから願い下げよ!」
村上の慌てように皆が爆笑する。
なんかこのやりとり、定番だな 笑
「 はいはい!今日の練習は終わり!皆お疲れさま。」
「「ありがとうございました!さようなら!」」
いつもの挨拶を聞いてから、
部室に向かう皆の中に
立ちすくむ二人の姿。
なんか 、二人ともすごい嫌なオーラが出てる..
「 じゃ、話 しよっか.. 渋「話すことなんかないわ」
かなり不機嫌なのか、私の言葉にかぶせるように
声を張ってそう言った。
錦 「 ちょ、すばるくん .. こいつは悪くないやん」
渋 「 まあ、そらそうやわな。 全部お前が悪いんやから。」
相手の顔を見ずに淡々と喋る渋谷に
ものすごく腹が立った。
だけど、少し黙って見ていることにした。
錦 「.. あれは、悪かったと思ってる。でも、すばるくんだって.. !」
渋 「 被害者ぶるんや。あれはどう考えたってお前やろ!」
だんだん、声を荒げる二人に見ていられなくなった私は止めに入った。
「 わかった、わかったから落ち着いて ? ね?」
渋 「 うるさいねん! 関係ないヤツがいちいち首突っ込むなや!」
「 関係なくないでしょ! 私は顧問なのよ !?」
ついつい、カッとなって私まで大声になってしまった。
渋 「 なにが顧問やねん、年下のくせに偉そうにしやがって。 俺はお前のこと一回も顧問なんかやと思ったこともないわ。」
その時、今までに感じたことの無いような
悔しさがこみ上げてきた。
悔しくて悔しくて、何も言えない。
今、声を出してしまうと
涙まで出てきそうだから。
「 そっか .. そうだよね、私なんか .. ッ
顧問にふさわしくないもんね ... ゴメンね 、」
それが私の口から出た、
精一杯の言葉だった。
だけど、やっぱり涙は出てしまって
泣いてるなんて思われたくなかったから、
その場から逃げてしまった。
... 顧問なんか、やるんじゃなかった 。
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やまがた ちぇりぃ(プロフ) - 光十@居場所探しさん» ありがと (´・_・`) (2014年6月30日 7時) (レス) id: 303a4b386a (このIDを非表示/違反報告)
やまがた ちぇりぃ(プロフ) - 光十@居場所探しさん» あ、ほんとや… ごめんなさい。 始めたばっかりで、よくわからんかったから…、嫌な思いさせたら、ごめんなさい。 (2014年6月29日 22時) (レス) id: 303a4b386a (このIDを非表示/違反報告)
やまがた ちぇりぃ(プロフ) - 光十@居場所探しさん» うそ! ほんまに? (2014年6月28日 18時) (レス) id: 303a4b386a (このIDを非表示/違反報告)
やまがた ちぇりぃ(プロフ) - 光十@居場所探しさん» あたしの!笑 (2014年6月28日 7時) (レス) id: 303a4b386a (このIDを非表示/違反報告)
やまがた ちぇりぃ(プロフ) - 光十さん» ニヤ (( 新作読んだ? (2014年6月27日 23時) (レス) id: 303a4b386a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまがた ちぇりぃ | 作成日時:2014年5月21日 14時