◇ ∞学園 軟式テニス部顧問 。

熊さん、 siDe 貴方 ページ17

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んわ、やばい。


部活遅刻しそうだ 笑



余裕のない朝が始まり、

気持ち程度の小走りをしていると


大 「 Aちゃーん っ ！」

大きな声で私の名前を呼ぶ、熊

「 (人1)先輩 。 でしょ ? 」

大 「 まだ、コートの中じゃないやんっ♪」

ああ言えばこう言うやつ .. 笑

まあ、いっか


「 熊、遅刻するよ ? 」

大 「 く、熊 ？ ほら、だってAちゃんも遅刻すると思ったから、後ろ乗せて行こうと思って！」

爽やかスマイルでそんなこと言うから、
変にドキッとしちゃったじゃんか。

「 .. 熊のクセに恰好いいじゃん」
そうボソッと呟いた

大 「 ん ? まあ、ええから！早よ乗って乗って！」

急かすから慌てて乗ってしまい、転けそうになった


大 「 ふふ、 じゃ行くで 〜 笑」

「 はーい 。」

今、笑ったよな ..



やっぱりヤスよりガタイも良いから
自転車のスピードも速くて、風が気持ちよかった



大 「 ちょっと段差来るで〜 」

___ ｶﾞﾀﾝ ｯ

「 ひゃあ っ ! 」


思わず、事故のことを思い出してしまい
とっさに熊のお腹に手を回してしまった

大 「 うおっと 、ごめんごめん！ 大丈夫 ?」

「 だい .. じょぶ ... 」

すぐに手を離して返事をした
だけど、顔が熱くなるのが自分でもわかった。




大 「 着いたで、ごめんな ? 怖かったやんな ?」

「 いや、大丈夫 。 私の方こそごめんね、」

本当、余計な事したわ ..


なんか気まずい空気のまま、コートまで歩いた。







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