80.平穏なひととき ページ6
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「おじゃましまーす」
翔「あっ、ちょっとストップ！」
玄関で靴を脱いで廊下を抜けてドアを開けた翔くんが何かを思い出したようにあたしにストップをかけた。
翔「30秒待って、」
そう言って1人で中に入って慌ただしく何かを片付けてる。
…AVかな？(笑)
翔「お待たせ。どうぞ。」
しばらくしてドアを開けてくれた翔くん。
自然なエスコート。
「相変わらずの汚さだね…(笑)」
翔「掃除とか苦手だし。」
「いつかゴミ屋敷になっちゃうよ？」
翔「そうなる前にお前が片付けてくれるはず。」
「あたしは翔くんの召使いじゃない。」
翔「じゃあメイド？」
「ばっかじゃないの？
いいから早くビール、ビール！！」
翔「本当お前色気ねーな。」
「いいのいいの。」
翔くんが散らかってる洗濯物を片付けて、あたしが空になってる缶とかを片付けて、形だけ綺麗になった部屋でくつろぐ。
「「かんぱーい」」
2人でグビグビって喉を鳴らしながらビールを流し込む。
ん〜美味しい。
しばらく2人でビールを飲みながらテレビを見て笑って。
平穏なひととき。
翔「そう言えばさ、弁当箱まだ捨ててねえよな？」
「お揃いの？」
翔「そ。」
「捨てるわけないじゃん。」
翔「よかった〜。
捨てられてたらどうしようかと思った。
またお前の弁当食えるのか、ラッキー。」
「お金取ろうかな」
翔「はあ？
お前、こんなイケメンで優しくて素敵な彼氏から弁当代取ろうなんてな100万年はえーよ。」
「えっ？イケメンで優しい素敵な彼氏？
どこにいる？あたし見えない。」
ふざけたようにキョロキョロとあたりを見渡す振り。
そうしたら、"ここにいるだろ？"ってあたしの顔をグイって両手で自分の顔の方へと向けさせた。
至近距離にある翔くんの顔。
この距離で目が合うほど、恥ずかしいことはないんじゃないかな、ってくらい恥ずかしくなる。
さっきまでのふざけた雰囲気とは180°変わって甘い雰囲気へと変わるのが分かった。
お互い目を潤ませて、見つめ合う。
どちらからも視線を逸らすことはない。
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翔愛 - ２日で 全部読んでしまいました笑 …ということは 恋人ごっこを頼んだ翔ちゃんは 主人公ちゃんだとわかったから 頼んだんですか…?? それとも偶然……?? 気になります……!!笑 番外編今から読みます…！ (2015年6月16日 21時) (
レス) id: 7b3b4bd63f (このIDを非表示/違反報告)
桃娘(プロフ) - ちえっちさん» はじめまして〜♪キュンキュンしてもらえて嬉しいです(´ｰ`* ))))占ツク読んだ後の現実辛いですよねー…頑張りましょ（ ｉ _ ｉ ）ww (2015年4月7日 17時) (レス) id: 33bc81f10c (このIDを非表示/違反報告)
ちえっち(プロフ) - 桃娘さんはじめまして〜!すごくｷｭﾝｷｭﾝしました♪翔くん大好きな私はこのお話しが大好きです。現実に戻ればイビキをかく旦那…甘いセリフに癒されてます。 (2015年4月5日 5時) (レス) id: 9160512918 (このIDを非表示/違反報告)
桃娘(プロフ) - ともさん» はじめまして♪ありがとうございました！機会があればまた甘々に書かせてもらいますね(〃ﾉωﾉ) (2015年3月15日 9時) (レス) id: 33bc81f10c (このIDを非表示/違反報告)
桃娘(プロフ) - 櫻宮大好きさん» 最後まで読んでいただき、ありがとうございました！そう言ってもらえると書いた甲斐がありました。本当にありがとうございました！ (2015年3月15日 9時) (レス) id: 33bc81f10c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃娘
| 作成日時：2015年2月22日 19時
