四十四歩目「表現技法〜モノの名前で文を終わらせる〜」 ページ45
というわけで「体言止め」の回です！！
体言で文章を終わらせることです。「これはペンである」ではなく、「これはペン」とモノや人の名前で文章を締めくくります。
語尾に困ったときや、文の形がワンパターンでちょっと変化つけようかな、と思ったときなんかによく使うやつですね！無口なキャラにも体言止めする人多い気がします。
なんか余韻を残す効果があるらしいです。語尾がないので、文の終わりがふわっと溶けているみたいになります。詩的な表現ですね。というかそもそも表現技法って詩のｙ((((
そして毎度毎度しつこいようですが、やっぱり使いすぎはおすすめできません。やりすぎると「語尾を封印する企画の最中ですか？？？」みたいな感じになります。
また、体言止め自体何かを説明するときに多い(と思う、たぶん)ので、単純に増えるとよくない傾向ではないかと思われます。
一概には言えませんけどね！セリフの後なんかに「と反論する○○。」みたいにすることもありますし。ただ説明する文になるのは本当です。
四十一歩目の後半、熟語の話を思い出してほしいのですが、ありましたよね！前の言葉が後ろの言葉を修飾する構成と、後ろの言葉が前の言葉を修飾する構成。紛らわしい奴です。
体言止めは、「前の言葉が後ろの言葉を修飾する」構成の文章バージョンだと思ってください。他は「動作」ですが、修飾・被修飾的な文だと「説明」感が出てしまうんです。
というのも、体言止めにすると、文の最後の単語を、他の部分すべてで修飾(説明)していることになるからです。
「前の言葉が後ろの言葉を修飾する(修飾する文章)、構成(修飾される単語)」というわけなんです、「構成」という単語を、「前の言葉が〜」が説明しているんです、伝われ〜〜〜〜！！！！
なので動作の文章だったとしても、必然的に説明文になってしまうわけです。
小説でされる説明ほど退屈なものはありません。あ、これ今度別枠で詳しく話すので大事です。
小説でされる説明ほど退屈なものはありません！！！！！！！！
無口キャラのセリフ以外で使いまくるのは控えた方がいいと思っています。
四十五歩目「表現技法〜同じ言葉を二回繰り返す〜」→←四十三歩目「表現技法〜読点の前後を入れ替える〜」
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翡翠月(プロフ) - 社会さん» ありがとうございます〜〜！！！お役に立ててよかったです♡私もプロの小説家ではなくアマチュアのぺーぺーなので出版はおそれ多いですねぇ( ; ﾟДﾟ) (4月9日 23時) (
レス) id: 9e8e228d17 (このIDを非表示/違反報告)
社会 - 重要で分かりやすい文章。出版してほしいくらいです！ (3月28日 22時) (レス) id: 22218ac678 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠月(プロフ) - 句乎さん» 人に見てもらうのって結構大事ですよ〜！私でよければぜひ！順番待ちで洒落にならないくらい長く待ってもらうことになるかもしれませんが、続編の三十五ページ目あたりのお知らせを読んでいただいたあとにボードまで来ていただければ、読ませていただきます〜！ (2022年12月31日 21時) (レス) id: 5bb47fcc64 (このIDを非表示/違反報告)
句乎(プロフ) - 小説を書くのは好きな方なのですが、如何せん見せたことが無くて、文脈がおかしかったりするのがホント怖くて。よかったら見てもらいたいくらいです…。うまく書けてうらやましいです…！ (2022年12月29日 10時) (レス) @page4 id: 193991615f (このIDを非表示/違反報告)
翡翠月(プロフ) - 小柴紬さん» ですです。もうそういうものだと割り切った方が楽ですよ。むしろ、どこで改行されるかを気にしてセリフを縮めちゃったり、文の途中で自ら改行しちゃう方がもったいないと私は思いますね。書きたいことを書きたいだけ詰めた方が、いい作品ができます。ファイト〜〜！！！ (2022年11月20日 15時) (レス) id: 5bb47fcc64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠月 | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/hisuigetsu
作成日時：2021年3月19日 19時
