小説の「文」の書き方講座

三十歩目「ネタをメモすることは大事」「“本を読め”の本当の意味」 ページ31

漢字と感じってよく変換ミスしますよね！！！！！！ね！！！！！！！！(慌てて直してきた)

「文」の書き方はまじで関係ないんですけど、思いついたネタとかセリフとか、どんなにくだらなくてもすぐにメモした方がいいです。なぜなら今私が頭を抱えているから。

ああこれについて話そうと思い、お話を増やし、別の項目を書き進めていたら、まんまと増やしたお話で何を書こうとしていたのかを忘れました。何かが書きたかったのは確かなんです。でもかけらも思い出せないんです。
増やしたぶんお話が一個ずつずれるな……と思って次のお話の歩数を一歩増やしました。そこで記憶が途切れています。

もやもやします。大事な大事なネタを忘れたら気になって気になって夜しか眠れなくなってしまうので、メモしましょう。集中力がお星さまとなって、執筆活動にも支障が出ます。

本当に私は何を話したかったんでしょうか……？記号に関係する話だったような……いやそれともセリフ……いや……今すごい焦って、典型的な台本書きを読んで記憶を掘り起こしています。きっとたぶんおそらくツクでよくみられるア！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

思い出しました、視点の話です。
ああ、申し訳ない、ここまで無駄な時間を過ごさせてしまいましたね。

おわかりいただけたと思います。メモは大事です。私は夢で見たことなんかもよく小説のネタにするのですが(ファンタジー狂なのでよくなろう系ファンタジーの夢を見る)、夢なんか起床後ベッドから降りた瞬間曖昧になり始めます。迅速にメモをしないと、「ネタにできそうな夢をみたな」という記憶だけが残って絶望します。

もしすぐメモを取れる状況でなければ頭の中でそのネタをより詳しく煮詰めてください。忘れないように記憶に定着させましょう。

文字数が余っているので、ちょこっと別のお話をしたいと思います。
みなさん、国語が得意になるために、あるいは語彙力をつけるために、あるいは文章を書けるようになるために、一度は「本を読め」と言われたことがあるのではないかと存じます。

嘘です。いえ、本当ですが、「分析しながら」が隠れています。

文が書けるようになりたかったら、私がこの講座でやっていることと逆のことをやってください。順番に文をシンプルにしていってください。お話を作りたかったら、物語の進み方を意識して読んでください。語彙力をつけたかったら、わからない言葉を片っ端から調べて、その言葉を使った文を作ってください。

それが彼らの言う「本を読め」です。たぶん。

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