小説の「文」の書き方講座

二歩目「情景描写として書けるもの」 ページ2

地の文で表現できるものといってでっかいのが、さっき言った「人物に関すること」と「情景描写」のふたつだと思っている翡翠月ですが、この情景描写、ばり難しいです。なんか語彙力ありきなところがあります。

あ、まってまって、画面閉じないで！！語彙力なくても書けるようになりそうな方法もちゃんと！！書くのでね！！

きっと、多くの人がこの情景描写で詰まっていると思います。私も昔は全然できませんでした。

ですが、未だにあんま得意じゃないです、語彙力に自信がないので……いや、語彙力なくても書けるんですけどね。難しいです。

情景描写は、五感で感じるもの、と言うとわかりやすいのではないでしょうか。

形、明るさ、色などは視覚的な表現です。
キャラの見た目なんかは形に……もしかしたら視覚的な表現のほとんどがこの形に入るかもしれません。一番多いのも形についてかも？衣装に町並み、天気、かっこいいかわいい綺麗なんかも……

あとは、匂い。匂いについては、「花のような香り」「腐った卵の匂い」「せっけんの香り」とか色々、ものの名前とくっつけておけばなんとかなります。

これはですね、日頃かいでいる様々な生活の香りの中から、一番イメージに近いものを引っ張り出しておけばいいと思います。花とひとくちに言っても色々ありますから、それぞれの花の香りがわかる人は「キンモクセイの香り」なんてより具体的に書くのもgood。

触った感じ、触られた感じ。触覚も色々ありますよね。

風なんかも強い弱い、暖かい冷たいなんて触覚で感じることそのものだと思います。靴で踏んだ地面の固い柔らかいとか、気温もそうです。暑くて汗が伝う感じとか、寒くて体が震えるのもかな？火にかけた鍋から飛んできた油にあちっ！ってなるのも。ふわふわ、ざらざら、つるつる(言葉のピックアップが頭悪いw)たくさんあると思います。

音もよく使われますね！！擬音語ってやつです。
「バタバタ」「ドキドキ」「ガチャーン」などなど、普段からいっぱい使ってるはずです。あまり使いすぎると文がちゃちくなっちゃいますけどね(≡^∇^≡)文章が軽くなるので適度に使うのがいいと思います。

味もあります！使う場面は限られてきますが。「美味しい」「不味い」だけでなく、「甘い」「酸っぱい」など色々！

三歩目「5W1Hを地の文に活用しよう」→←最初の一歩目「地の文に書くこととは」

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