小説の「文」の書き方講座

二十七歩目「言い換えをたくさん繋げてひとつの単語を表す」 ページ28

そろそろネタ切れし始めたので、小説のことで「これ教えて！」があればコメントを寄せていただければ嬉しいです。ああ、「文」に関すること以外でも大歓迎ですよ！お話の作り方、終わらせ方、長いお話の書き方、小説の冒頭の一文の書き方、人気の出し方……作者の心構えなんかもね！(いや、ネタたくさんあるジャン)

要はそろそろ「文」以外のお話もするかもしれないよ！ってことです。
ただ、私がいっっっっちばん解決したいのは、「文が書けない」ところで小説の執筆に詰まる人をなくすことです。小説の超基本の「文を書くこと」の問題で！！！書き手の芽を！！！摘んではならない！！！！スタートの合図が鳴った瞬間すっ転ぶようなもんですからね。壁にぶち当たるなら、せめてある程度走ってからにしてほしい！！！！私に君の作品を読ませてくれ！！

その次には「お話が考えられない」ところで詰まってしまう人をなくしたいです。実際私もここで詰まって、連載中の二次創作を軒並み更新停止にさせてしまっています。なうです。現在進行形です。

余談しまくりましたが、本題に戻りましょう！
言い換え応用編……いえ、“多”用編です。

言い換えると文が長くなるよ！というのは基本的なこととしてお話ししましたが、これはまだ言ってなかったはずです。
同じ言葉を、何度も言い換えて、それを繋げましょう。

「ここは戦場である。」という文があるとします。普通の言い換えであれば、「戦場」を言い換えるだけで終わりです。しかし、ここではそれで終わりません。
「ここは命のやり取りで(１)この世と生を切り離す(２)、真剣を血で染め上げる場所(３)である。」
な、な、なんと！！！「戦場」を三回も言い換えています。

ただ、言い換えを増やすと「結局何が言いたいの？」案件が発生してしまうので、言い換える前の言葉も置いておきましょう。「ここは戦場、命のやり取りでこの世と生を切り離す、真剣を血で染め上げる場所である。」もしくは、「命のやり取りでこの世と生を切り離す、真剣を血で染め上げる場所……つまり戦場である。」とすると、極限まで文を削った場合「ここは戦場である。」に帰ってきます。
他を読み飛ばしても、「戦場である」ことはわかるわけです。流し読みする人でも安心です。

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