銀魂 短編集

朧1 ページ23

久々の更新ですすみません。
しかも短いお話ですすみません。

原作にもアニメにも朧さん出ましたね、全然見に行けていないですすみません。口調やら性格やらに違和感を覚えても、大目に見てくださると幸いでございます。









「はわわわぁぁぁぁ......」



Aの背中に突然重みが掛かった。どうやらそれは彼女と蜜月な関係にある朧によるもので、彼の着物の香の香りからそう察した。




「朧さんっ！どうかされましたかっ？！」




「・・・いや」





「(((きゃーーーー、私抱き締められてる。ギュッてなってる、ちょっと重い！ドクドク言ってる！)))」



心の中で半狂乱になっているAは必死に自分を取り繕い、なんでもないようなフリを続ける。A自身も鼓動が早まり、声が震えてしまっているのだが。




「何かございましたか？
なんだか珍しいような気がします....」



「こうしてはまずいか？」



「全く全然まずくないです！」




なら、しばし。そう言った朧はAに巻き付けた腕に力を込めた。決して苦しくはない力、加減されている優しさを感じたAは 耳まで赤くしてしゃべる事ができなくなりじっと動かず彼の気が済むのを待つ事にした。

無論、ずっとこのままでも構わないのだが。

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