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*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*


ニ「・・・・ッ!!」


俺は慌てて立ち上がり、ミツ先輩から距離を置いた。


北「・・・にかいど、、、?」


ニ「フゥーーーッ、、、ミツ先輩さ、俺にそんな風に近づいちゃダメでしょ?笑」


俺は自分の欲望を吐き出すように深呼吸してから、ミツ先輩の負担にならないよう最大限に明るく言った。


北「えっ、、?」


ニ「あー、何でもないよ!あとこれは、ただ搔きむしっちゃっただけだから。笑」


北「搔きむしった、、?でも、それ、、」


ニ「ほんと何でもないって。俺もう行くね?」


北「・・・・・・」


会社では近くにいるからこそ、それ以上踏み込めないもどかしさとも戦わなきゃならない。


もう残っているはずもないのに、さっきのミツ先輩の香りが俺のシャツに付いてしまったかのような錯覚に陥りそうになって、邪念を振り払うように頭を振った。


ダメ、、、せめて、プレゼンが終わるまでは自分を強く保たなきゃ。



俺はその後、自分の案の最終チェックに集中して取り掛かった。


プレゼンまで残り3日しかないから、他の社員もさすがに残業している。ミツ先輩もリーダー層と明後日の打ち合わせが終わったばかりで、まだ残っている。

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なゆきす(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん!コメントありがとうございます!!泣けましたなんて、、嬉しいです!!(;_;)最君、良い曲ですよね!そんな曲と一緒に読んで頂けたことも光栄で嬉しいです!この2人もやっと何とかなりそうです。近々移行しますので、第4章もお付き合い頂けたら幸いです(^-^) (2016年6月22日 9時) (レス) id: 3a98101b3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ニカちゃんがみっくんへの思いを断ち切ろうとするシーン、泣けました。イヤホン越しに聴こあてきた曲が最君で、なおジーンときました。 (2016年6月22日 9時) (レス) id: db590ef53b (このIDを非表示/違反報告)
なゆきす(プロフ) - ちゃきさん» ちゃきさん!コメントありがとうございます!ハラハラして頂いてますか!この後の展開、すごく悩みながらも2人の気持ちを大切に書いていきたいと思います!(>_<) (2016年6月4日 23時) (レス) id: 3a98101b3e (このIDを非表示/違反報告)
なゆきす(プロフ) - さとうさん» さとうさん!コメントありがとうございます!この2ページを書くのに、ニカちゃんの気持ちと併せて悩みまくりながら書いたので、さとうさんのコメントが嬉しくて…>_<…2人はこのままで、、とはいきませんが、この後の展開も見守って頂けると嬉しいです(^ ^) (2016年6月4日 23時) (レス) id: 3a98101b3e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃき(プロフ) - ライバル出現にハラハラしちゃいます。今後の展開が楽しみです(*^^*) (2016年6月4日 22時) (レス) id: c177659953 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なゆきす | 作成日時:2016年5月20日 21時

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