願いが3つ。 ページ3
「ほら、ヒラご挨拶しないと」
「ヤダ無理マジで無理俺帰る」
フジくんの後ろに隠れるショタっぽい男子。
ヒラくん…だろうか。
ごめんね言わせていただこう。
私 も 帰 り た い 。
ってゆか、私 の 方 が 帰 り た い 。
「…平井優希(ひらい ゆうき)極力話し掛けないで。フジ、サイコブレイクしよ」
婆ちゃん??話違うじゃん。優希くん優しい子じゃないじゃんねぇ話違うじゃん!!!!
「ご、ごめんね!!!!ヒラ対人恐怖があるみたいで…!!ほんとごめん!!」
俺もヒラ話せるようになったの3ヶ月かかったから…さらに申し訳なさそうに言うフジくん。
えっ。3ヶ月!?
っていうか、それよりも
『サイコブレイクやりたい』
「「えっ」」
『えっ』
「えー!!A姉さんは私とスマブラ!!!!」
桃音ちゃん。君は可愛い顔して随分と物騒なゲームをするんだね??
「何言ってるの!!Aちゃんは私と魔女の家よ?」
…美琴姉さんがホラゲできるなんて意外でしたよ!?
「…ダメ。俺らとサイコブレイク」
「「「「ヒラ(ちゃん)!?」」」」
私の腕を引いて言う優希くん。
フードの中から見えるつぶらな黒い瞳に見つめられ、宇宙みたいだな。と思ったのは秘密。
「サイコブレイク、何モードがいい??」
『ごめんゴアモードしかプレイしたことない』
「あぁ、一緒だ。なら良かった」
「「「「「(…コイツらサイコパスか…)」」」」」
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