牢獄の中の少年たち (ページ7)

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謙「皆はさ何で捕まったん？」

恭「いきなりやな。

　俺はバイク盗んで警察とおいかけっこ

　高速道路めっちゃ早く走った」

道「あの物を盗るときの感触

　忘れられへんわ」

丈「俺は詐欺。おばちゃんのキスマーク

　めっちゃ高く売ってやったわ」

和「俺は人の家の小屋に火つけた

　もちろん誰もおらんで」

流「俺はパトカーめちゃくちゃにして

　警察も殴ってやった。」

恭「そういうお前は？」

謙杜を見ながら問いかける恭平

謙「俺？俺は人の物盗んで勝手に売った」

和「意外にやることやってるやん」

謙「大吾は？」

大「お前らには関係ない！」

『風の子一等賞涙を吹いていけ

　心を燃やして夢の彼方へ

　荒波素っ頓狂振り向かないでよ

　夕焼け背にして風の中』

なにわ男子がはけ、キンプリが登場する

岸「またあの自由な風を感じたい

　風にのって

　どこまでも飛ばしてやるよ！

　這いつくばって生きるのは

　もうたくさんだ！」

神「地面のお守りはお前らがしとけよ！

　もう一度……っ

　もう一度走り出したい！」

玄「あの人になりたい

　誰にも負けない強さがほしい

　全部吹き飛ばしたい！」

海「何度も確かめたよ！

　でも何度確かめても

　分からないんだよ！」

廉「過ぎた時はもう戻ってこーへんねん！

　振り返ってももう遅いんや」

紫「この気持ち……

　どうしたらいいんだよ！」

『風の子一等賞涙を吹いていけ

　心を燃やして夢の彼方へ

　荒波素っ頓狂振り向かないでよ

　夕焼け背にして風の中

　風の中風の中』

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