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看守たちに紫耀が連れいかれて
やっと我にかえった大吾
大「紫耀!くっそ……俺一人じゃ無理や」
謙「大吾?どうしたん?」
大「謙杜!頼む、みんなを集めてくれ!」
謙「え、でもこんな時間に?」
大「お願いや!紫耀が!」
謙「紫耀がなに?」
大「捕まった!事情は俺が話す!
頼むから皆集めるの
手伝ってくれ!」
謙「わかった!」
謙杜のお陰で
すぐに皆が集まった
岸「なんだよ、こんな夜中に」
大「すまん!俺のせいで紫耀が
紫耀がっ看守に捕まった」
廉「どういうことや」
大「俺実は、紫耀と双子で
弟のことがあって
喧嘩したんや。殴りあって
なんかいきなり目そらしたから
なんやと思ったら
紫耀がいきなり早口で
お前も俺の大事な弟や
俺が守ったる。時間は俺が稼ぐから
みんなで逃げろって……
そしたら思いきり突き飛ばされて
その瞬間、看守が来たんや
紫耀は俺を守って……」
流「え……?」
丈「あいつ、自分を犠牲にして
俺らの負担を減らそうとしたんか?」
大「!?」
大吾はまだ整理しきれずにいたが
丈一郎の言葉でやっとわかった
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作者名:からフェに | 作成日時:2019年7月27日 23時