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379話 ページ47

『もうお家から出ても大丈夫なの?』

「まだ完全じゃないけど術式使えるようになったから出ても良くなった」

『へぇー良かったね!
術式が使えてうらやましいな』


生まれた時から六眼と無下限呪術を持ち合わせていた彼は恵まれていた
それに比べ私は生まれた時から双子だからと忌み嫌われ、呪力が完全ではないが無いに等しかった。兄者は生まれた時から呪力を持ち合わせていた。私は女だからという理由もありいらない存在だった…
どれだけ鍛錬しても呪力が増さなかった…彼が羨ましかった
自然と拳を固く握っていた


「Aは強いよ?」

『そんな言葉いらないよ…』

「マジだから。お前は呪力が無いけどその分動きが俊敏だし女なのにケンカ強かった。俺女だからって油断した
それにさいずれ開花すると思う。そん時はさお前んとこの術式見してくれよ」

『今は見れないよ??』

「んなもん分かってる!約束しろ?術式身につけたら俺に見してくれ!たとえそれババアとかになってもいいから」

『えぇ〜』

「命令だ!」

『ぐっ…分かったよ』

「サンキュー」


彼は笑顔でそう言った
いつ身に付けるのか分からないのに彼は待っていると言ってくれた。それは上辺かもしれないが私にとってそれは嬉しかった
なぜなら初めて褒められたからだ


「やっべ!もう夕方だ
そろそろ帰んないと怒られる」

『怖いの?笑笑』

「あ?雑魚に怒られても怖くねぇし笑
うっとうしいだけ!」

『ふふっ』

「…お前は笑ってる顔が可愛いよ」

『え?』

「あぁ〜なんもねぇよ!ほら!写真とんぞ!」


そう言って撮った写真が先程話していた写真だった




それからも時々彼は会いに来てくれたり私が会いに行ったりした。彼は学校に行ってないので、私が学校でこんなことがあった等話をしたり、ゲームをしたりしていた



中学に入ると、私は突然開花し明神家相伝「光操呪術」を身に付けた。約束通り彼に見せようとしたが、五条家の結界が強くなったのか家に行くことが出来なくなった。そして、彼も私の家に足を運ぶことが無くなった


『やっぱり約束は嘘だったのかな…私のモチベーションを上げるための…』


私だけが守っていたなんて馬鹿みたいだ…



それからというもの私の生活は一変し、女中達からの嫌がらせや女中達と同じ様に家事をしなくなった
そして外出も自由に出来るようになり学校の友達と遊んだりしていつの日か彼の事を忘れていったのだ

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やまちゃん(プロフ) - プスメラウィッチさん» はい!これ以上は言えませんが本誌とは異なります!!どうか信じてください笑!ただし念の為にハンカチの準備だけしてください… (10月17日 10時) (レス) id: fec1ee8240 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - やまちゃんさん、その本誌とは異なりますの意味は五条悟が死なないルートになりますか? (10月17日 10時) (レス) @page28 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
やまちゃん(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!もうどんな風に終わらせるか実は決まっております…お楽しみにしてて下さい!後、ハンカチの用意を…強いて言うなら本誌とは異なります!!これからもよろしくお願いします!! (10月16日 10時) (レス) id: fec1ee8240 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - やまちゃんさん、この小説は五条悟は死なないで欲しいです。後、五条悟と夢主ちゃんと幸せにして欲しいです。お願い出来ますか? (10月15日 12時) (レス) @page23 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やまちゃん | 作成日時:2023年10月2日 10時

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