372話 ページ40
そんな会話をしていると、爺やがお茶と茶菓子を持ってきてくれた
「お嬢様失礼致します」
『ありがとう爺や』
「五条様!どうかA様をお幸せにしてください!」
爺やは突然畳に額を擦り付けるように頭を下げた
「A様は幼少期の頃から父親からしか愛情を注がれていませんでした。本来母親から愛というものを教えて貰うはずがお嬢様は教えて貰えなかった…それなのにお嬢様は愛を知り大切な人を見つけたのです!幼少期からお世話をしているこの爺やとても感動しております!どうかお嬢様を…」
「言われなくてもそうしますよ
Aは口が悪いし、暴力的でパチンコ大好きでクズだけど」
『(うわぁ〜めっちゃ言うこの人…汗
ってかクズにクズって言われたら終わりだ汗)』
「でもね優しいし可愛いしそんなAに僕は惚れた
必ず幸せにします!!」
「有り難きお言葉…」
爺やは涙を流しながらその場を後にした
「ちゃんと大切にしてくれてる人いるじゃん」
『うん……ってあんたは何してんの?』
「ん〜?Aの部屋にそういう系の本無いかな〜と思ってね」
『ある訳ないだろ!お前らクズと一緒にするな!』
「これは小学校でこれが中学…で高専か」
『おい!やめろ!』
「お!いいもん見っけ!」
悟が本棚から引っ張り出したのは卒アルではなく小さい頃の写真が入ったアルバムだった
『ちょっ!恥ずかしいからやめて!無下限解いて!』
「なんのこと〜?」
『チッ…そういえば私があげた普段使ってる目隠しどうしたの??
会った時何も付けてなかったよね?』
「獄門疆が海底に沈められてて浮上した時に圧でダメになっちゃったんだよね汗
いや〜今も可愛いけど昔はもっと可愛いね」
『まだ見てんのかよ…
(無下限で殴れないだろうけどダメ元じゃ!)』
悟の肩を殴ろうとすると腕を掴まれ引っ張られたそしてあぐらをかいている彼の中にすっぽりと収まってしまった
「もーう大胆なんだから♡
そんなに僕とくっつきたかったんだね♡
一緒に見よっか♡」
『ぐぬぬ…』
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やまちゃん(プロフ) - プスメラウィッチさん» はい!これ以上は言えませんが本誌とは異なります!!どうか信じてください笑!ただし念の為にハンカチの準備だけしてください… (10月17日 10時) (レス) id: fec1ee8240 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - やまちゃんさん、その本誌とは異なりますの意味は五条悟が死なないルートになりますか? (10月17日 10時) (レス) @page28 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
やまちゃん(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!もうどんな風に終わらせるか実は決まっております…お楽しみにしてて下さい!後、ハンカチの用意を…強いて言うなら本誌とは異なります!!これからもよろしくお願いします!! (10月16日 10時) (レス) id: fec1ee8240 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - やまちゃんさん、この小説は五条悟は死なないで欲しいです。後、五条悟と夢主ちゃんと幸せにして欲しいです。お願い出来ますか? (10月15日 12時) (レス) @page23 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまちゃん | 作成日時:2023年10月2日 10時