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368話 ページ36

先程まで引いていた涙が再び溢れかえった
そして膝から崩れ落ちた


『すぐる…すぐる…!!』

「A…」

『はぁ…あっ…なんで…なんで!』


私の中で何かが切れたようだ。ただ傑の名前となんでという言葉をただ繰り返していた


しばらくして膝立ちで顔を上にあげた状態で動かくなくなった


「A!?」

「安心しろ五条…Aは気絶しているだけだ
お前が封印されて七海が死に夏油も死んだんだ。追い打ちをかけるように伏黒が宿儺になった。コイツの精神は既に限界だったんだ
精神じゃなくて体力も消耗しきってたはずだ。渋谷事変からずっと寝てないんだよ…」

「どうしたらいい?」

「しばらく寝かしてあげよう。お前らは犯罪者という理由で既に部屋は無い
だから医務室で寝かしてやれ」


悟は私を姫抱きし医務室へ運んでくれた
医務室のベットに寝かし彼は横で目を覚ますのを待っていた


「お前も少し休め」

「僕は大丈夫…ずっと休んでたからね」

「じゃあせめてそんなにAを見るな
穴が開くぞ?」

「えぇ〜久しぶりに拝めたんだよ??
減るもんじゃないしいいじゃん」

「五条」

「ん?」

「宿儺との決戦があるんでしょ?それにAの兄とも」

「そうだけど?それが何?」

「Aはどうするんだよ?恐らく勘づいてると思うよ?」

「だろうね笑
そこで硝子に質問なんだけど。結婚式っていつしたらいいと思う??」

「どうでもいい質問なんだけど汗
まぁ私なら全て終わってからの方がいいかな?今この状況で式を挙げてもAの性格上モチベがあがらないでしょ」

「やっぱそう思うよね!全てにカタをつけてからだよね」

「……しばらく2人きりにさせてやる。何かあったら呼んで?」


硝子はそう言って医務室を後にした





どのくらい経っただろうか…
私はふと目を覚ました。目を覚ますと医務室だとわかった
たしか…遺体安置所で傑の手紙を読んでて……そうだ…意識を失ったんだ…

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やまちゃん(プロフ) - プスメラウィッチさん» はい!これ以上は言えませんが本誌とは異なります!!どうか信じてください笑!ただし念の為にハンカチの準備だけしてください… (10月17日 10時) (レス) id: fec1ee8240 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - やまちゃんさん、その本誌とは異なりますの意味は五条悟が死なないルートになりますか? (10月17日 10時) (レス) @page28 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
やまちゃん(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!もうどんな風に終わらせるか実は決まっております…お楽しみにしてて下さい!後、ハンカチの用意を…強いて言うなら本誌とは異なります!!これからもよろしくお願いします!! (10月16日 10時) (レス) id: fec1ee8240 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - やまちゃんさん、この小説は五条悟は死なないで欲しいです。後、五条悟と夢主ちゃんと幸せにして欲しいです。お願い出来ますか? (10月15日 12時) (レス) @page23 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やまちゃん | 作成日時:2023年10月2日 10時

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