検索窓
今日:13 hit、昨日:10 hit、合計:2,927 hit

367話 ページ35

※Aside



「こんなにもAちゃん泣かしたら傑に怒られるかな〜?」

「……」

『……』

「ん?どうした?そう言えば傑は?」

『悟…あのね…』

「夏油がいる所に案内してやるよ」


硝子は遺体安置所に案内してくれた。中に入ると、真ん中に白い布に覆われた傑が横たわっていたそして伊地知もいた。伊地知は悟を見るなり驚いていた


私を降ろし、悟は布を捲って傑を見た。そして誰にやられたか聞いてきた。もちろん私は答えた


「反転術式で治せないほどの傷を傑は負わせただから傑は無駄死にじゃないよA
だから落ち込まないで?」

『でも!!七海や傑…私の大切な仲間が!!』


遺体は無いが七海も死んだ事を伝えた
悟は2人はなんやかんや生き残るタイプだと思っていたらしい


「そうだ…夏油が手紙を持ってた。お前ら宛にだ」


硝子から私達宛の手紙を受け取った。私は悟と一緒にそれを読んだ。再び私は涙が溢れたのだ


「はっ…アイツ…最後の最期まで余計なことしやがって…」

『傑…最低だよ…』





五条悟、五条Aへ
まずはご結婚おめでとうございます。今回君達の結婚式に参加出来なくて申し訳ないと思っています。これが君達の手元にあるということは私はこの世にいないからです
これは遺書ではなく友人代表のスピーチです
君達と初めて出会ったのは高専の時ですね。悟は無愛想でデリカシーがない五条家の坊っちゃん、Aは初日から遅刻をし悟に喧嘩を売る問題児という印象でした。しかし、いつの間にか仲良くなり3人で悪さばかりする程の仲になったね
Aは男装してて自分では完璧だと思っていたかもしれないが私は最初から気付いてたよ?笑
灰原が死んだ時、悠仁が死んだ時誰よりも君は怒っていたね
Aの優しくて少し抜けている所に私は次第に惹かれていきました
悟、恋のライバルとして言いたいことがある。君が封印された時彼女は泣いていた。本当は殴りたいがもう殴れないからこれだけは言わしておくれ…二度とAを1人にするな!今度Aを1人にさせたら呪霊となって君を呪い殺す
最後に、この戦いを君達の力で終わらせてくれ
そして、温かく幸せな家庭を築いてくれ
私は先に行くが、あちらの世界で見守っているよ
短い間だったが2人に出会えて良かった。楽しかったよ。ありがとう


君達の親友 夏油傑

368話→←366話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

やまちゃん(プロフ) - プスメラウィッチさん» はい!これ以上は言えませんが本誌とは異なります!!どうか信じてください笑!ただし念の為にハンカチの準備だけしてください… (10月17日 10時) (レス) id: fec1ee8240 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - やまちゃんさん、その本誌とは異なりますの意味は五条悟が死なないルートになりますか? (10月17日 10時) (レス) @page28 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
やまちゃん(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます!もうどんな風に終わらせるか実は決まっております…お楽しみにしてて下さい!後、ハンカチの用意を…強いて言うなら本誌とは異なります!!これからもよろしくお願いします!! (10月16日 10時) (レス) id: fec1ee8240 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - やまちゃんさん、この小説は五条悟は死なないで欲しいです。後、五条悟と夢主ちゃんと幸せにして欲しいです。お願い出来ますか? (10月15日 12時) (レス) @page23 id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:やまちゃん | 作成日時:2023年10月2日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。