紫 28 ページ28
「Aがいなくなったことは知ってるみたいだね」
「まぁ。チョロ松くんには確認したわ」
「じゃあ、兄さんたちがAをいじめるように仕向けたのはトト子ちゃん?」
ずっと、ずっと気になっていたこと
トト子ちゃんがいってたことはAとずっと一緒にいた僕にはどこか違うと思った
だから、兄さんたちには反対してた
それに、いじめられる怖さは僕も知ってるから
「えぇ、そうよ。全部私が仕組んだことなの。ガッカリした?」
「ううん、何となくわかってた。でもそれは僕たちがトト子ちゃんを放っといたから」
「そうね、すっっごく寂しかったわ。でもそれだけの理由で私は一人殺して一人の人生を奪ったわ」
「でも、僕が止めてれば、そんなことにはならなかったかもしれない。ちゃんとAはそんなことしてないって言えば」
「でもそう言えばおそ松くんたちの矛先が一松くんに向いてしまうかもしれない。私を否定することになる。怖かったんでしょう。彼らに逆らうのが」
「そう。いつまでたっても僕は弱虫だったってわけ」
「本当にごめんなさい。謝ってすむことじゃないけど…」
「じゃあさ、一緒にAを助けてよ。それでチャラ…になるかわからないけど」
精一杯苦手な笑顔を作る
彼女は僕らのアイドルで
兄さんの好きな人
傷なんてつけたら許されない
「Aくん、待ってて。全部話すから」
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南 - おかえりなさいです!復活できたようでよかったです・・・!適度に頑張り、適度に休むといいと思いますよ(*^^*)これからもいろいろ応援してますので!ファイト! (2016年8月19日 22時) (レス) id: f93257da9b (このIDを非表示/違反報告)
おそ松(プロフ) - 頑張ってるのは分かってます。本当にお疲れ様です・・・!俺はこの話を読むことで主様の才能の一部を知ることができました。主様を大切に思ってる人きっと沢山います。だから、最後まであきらめないで自分のペースで頑張ってください、画面を通して応援します (2016年8月19日 19時) (レス) id: 29cf7bbcb3 (このIDを非表示/違反報告)
おそ松(プロフ) - 主様おかえりなさい!俺もとても大変な時期があったので気持ちはよくわかります。嫌ならやめていい!無理にその場所にいる必要なんてない。逃げていいんですよ?ステージを変えればいいんです。でも生きることだけはやめちゃいけないし自分を傷つけるのも悲しいだけです (2016年8月19日 19時) (レス) id: 29cf7bbcb3 (このIDを非表示/違反報告)
黒色(プロフ) - 私も、よく思います。自分は生きてていいのか。きっと、奈夢さんは頑張ってきたんだと思います。頑張りすぎてたんです。だから、もうちょっと気を緩めていいんです。大丈夫です。奈夢さんの味方は沢山います。私もそうです! (2016年8月11日 23時) (レス) id: 756870baf6 (このIDを非表示/違反報告)
沙百合 - 私も自分は生きていていいのか、生きている価値なんて私にあるのか、と思う時があります。苦しんでいるのは奈夢さんだけではないので私にも相談してください。私は奈夢さんの味方ですよ。 (2016年8月10日 13時) (レス) id: 5c78b130df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霜月奈夢 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shokora9231/
作成日時:2016年7月16日 23時