23 ページ24
A「御幸、、、」
御幸「その足、、今日本当ごめんな」
A「なんで、謝るの？御幸は、白石さんの彼氏でしょ？当たり前の事じゃない？」
御幸「いや、、でも、純さんに言われた通りお前の方が重症だったし」
A「重症なんて、あの時はすぐわかんないじゃん。別に何も気にしてないし大丈夫。」
御幸「そっか、、、さっき純さんと何話してたの？」
A「今日のお礼？」
御幸「ふーん」
A「伊佐敷先輩、私苦手だったんだけど、実はいい人なのかな？って今日思った」
御幸「純さんはいい人だよ」
A「うん、、私にいつも怒ってるから、私嫌われてるんだろうなて思ってたけど、今日多分走ってきてくれたんじゃないかな？少し息上がってたしおぶってもらった時、体温めっちゃ高かったから、、」
御幸「、、、、そうなんだな」
A「あ、御幸に対しての嫌味とかじゃないからね？
白石さん助けて、、当たり前、、な、ん、、だ、、か、、ら」
御幸「A！どうした？傷痛むか？」
だめだ、、せっかく保健室で泣くの我慢したのに
御幸がとられるの、、いやだよ、、、
こらえてた分の涙が大量にでてくる
A「本当は、、あの時、、痛かった、、なんで、、御幸、、全然、、私の事、、見向きもしないし、、寂しかった、、」
ぎゅっ
A「御幸？」ｸﾞｽﾝ
御幸「ごめんな、ごめんな！本当ごめんな」
え？今御幸に抱きしめられてる
ドクンドクン
体が一気に熱くなるよ
A「御幸、、好き、、」
御幸「え？」
ん？私今なんて？
好きって言った？
御幸びっくりして、離れちゃって目見開いてるよ
御幸「いいか？俺が初めて彼女ができて戸惑ってるだけだ！言ってる意味わかるか？大好きなお兄ちゃんに彼女できてヤキモチ妬いてる妹みたいなもんだ！な？」
そう思ってたよ！
ずっと、、、、でも、抱きしめられて
こんなドキドキしたのも、初めてだもん
振られた時なんて、泣いたこともない
今日1日で気づいたんだもん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sk | 作成日時：2022年9月22日 1時
