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それから何を話したのか
全く記憶がなくて
気がついたら私のマンションの前で
目の前に立ってる超イケメンさんが
私の髪を撫でていて
「おやすみ。」
って帰っていった。
ぼーっとしたまま部屋に帰り。
ソファーに座っていたら
携帯にLINE。
あ、すでに1時間くらいぼーーっとしてた。
「生きてるか？ちゃんと脳を生き返らせる事ができたら、明日また迎えにいってやるよ。」
って！
ヤバい!!
ヤバすぎるっっ!!
課長が私を？
好き？
きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ←今頃
放心状態だったけど、
脳内レコにはちゃんと残ってる。
脳内で繰り返し響く課長の声。
夢じゃなかった？
ほんとに夢じゃなかった？
部屋を掃除して、くたびれて
居眠りした間に見た夢じゃなかったの？
よね。
「まだ夢の中にいるみたいです。明日までに必ず復活しておきます。おやすみなさい。」
そう返信して。
うわっっ！
明日からは、課長の彼女として逢うのよね。
うわっうわっうわっっ！
と、とりあえずお風呂。
今日よりピカピカに磨いて
少しでも課長の横に並んでも恥ずかしくないような私になりたい。
好きな人に好きだと言って貰えた。
こんな幸せって本当にあるんだ。
今までは
好きだと言われてお付き合いが始まっても
嫌いではないから始まっただけで
今考えるとすごく失礼なんだけど
私、好きになっていなかった。
だから終わってしまってたんだ。
初めて一目惚れして。
知れば知るほど好きになって行って。
諦めなきゃと思っていたのに
諦め切れなくて、ずっと好きだった。
窓を全開にして
お腹の底から大声で叫び出したいくらい
嬉しい。
嬉しい。
これから先、どんな楽しいことが待ってるのかな。
―― 思いっきり甘えさせてやるよ。
とりあえずやっぱり死にそう。
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作者名：ハルヒ
| 作成日時：2020年2月15日 9時
