最愛 1 (S.S) (ページ44)

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チーム櫻井に初出勤。

正式には新規事業本部。

櫻井課長はしばらくは営業2課と兼任できっと忙しい。

営業1課と2課は3階だけど
チーム櫻井は5階。

メンバーは私を入れて15人。

まだこの先増えるみたい。

櫻井課長がリーダーで
経営執行部からは坂本本部長が責任者。

営業、経営企画、マーケティング、品質保証、リスク対策、広報、財務、システム、情報管理などなど、それぞれ選抜されてきたメンバーが集まった。

期待の新規事業の準備室だから中々のメンツだって松本課長が言ってた。

そんな中で新入社員は私と、、、

「A! 一緒に仕事できるなんて俺嬉しいよー。同期は2人だけだから頑張ろうね。」

相葉くんが一緒でよかった。

「俺、翔ちゃん課長と一緒に仕事したくてさ。1課でもやり甲斐ある仕事させてもらってたけど、やっぱ翔ちゃん先輩の近くで見習いたかったんだ。だから嬉しくて。」

相葉くん、キラキラしてる。

「憧れの先輩なんだね！」

「うん！カッコいいもんね！」

「相葉くんもカッコいいよ。」

「もー、そんな事言ってくれんのAだけだよー。」

「そんな事ないよ。相葉くんすごい人気だよ！」

「ほんとにー？」

って、顔をクシャクシャにして笑う。

「相葉くんって、背が高いし細マッチョだし
笑顔が可愛いし、天然系で癒される存在。
言葉遣いが優しくて、彼女になったらすっごく甘やかしてくれるんだろうなぁって思う。」

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