最愛 1 (S.S) (ページ30)

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いきなりの2人っきり。

いや、ランチルームには大勢いるけど

触れてた肘が離れて

櫻井課長がカラダごと私の方向いて

「で、Aは何が好き？」

うっ！

何が好きって、

あなたが好きですとか

言えないーーーっ

「肉？魚？フレンチ？イタリアン？」

なんだ、食べ物、、、
って、当たり前っっ(^^;

「パクチー以外は特に苦手なものは無いです。櫻井課長は？」

「わっ！俺もどーしてもパクチーが無理なんだよ。」

「ふふ。ま、あんな可愛いカフェにパクチー料理があるとは思えないから大丈夫ですよ。」

「えっ？あのカフェ！」

「えっ？あのカフェに行きたいんじゃないんですか？」

そう言ったら櫻井課長すっごく笑ってて

「そうだね、ニノに負けない可愛いカフェ探して行こうか！」

って。

橘課長の代わりでいい。

側でこうやって笑ってる櫻井課長を

見ることができるだけで嬉しいから。

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