訂正中ーLOVEーふたりの軌跡 *s.s *Part.2改訂版 (ページ43)

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93・初ラブコールページ43

二「あ！40分過ぎ」

翔「今日はいい。明日……？！あ！」

俺の携帯引ったくるニノ。

二「そんなだから黒にヘタレ呼ばわり

　されんのよ。ハイ！」

俺に携帯投げ返す。

二「姫によろしく！風呂入ってくるわ」

さっさと行ってしまった。

……勝手にかけやがった！

やべ……緊張。

……出ない。

……寝たか。

一気に緊張が解け

耳から離した瞬間……。

A『もしもし！』

慌てて出た感じの高めのかわいい声。

出た……

一気に心拍数が跳ね上がる。

翔「……もしもし」

A『……翔君お疲れ様』

翔「……うん。……あ起きてた？」

A『うんドラマ見てた。

　よかった～切れなくて。慌てて

　下から上がって来たから』

翔「……47分。いい所じゃね？」

A『……いいの大丈夫……』

……俺の電話のが大事？

A『初めて翔君からの電話だし……』

翔「……超かわいい」

　
つい声に出してしまい赤面……。

ふたりして黙り込む。

A『……大丈夫？相部屋よね？』

翔「運良くニノと２人。今風呂。

　ニノがよろしく！って」

A『え？！』

翔「さすがお見通しだわ。

　黙ってたから拗ねててさ。

　今朝からエラい目に合ったぜ」

A『どんな？』

簡単にいきさつを説明した。

A『大変だったね～。

　やっぱニノにはバレてたか』

翔「山らはまだと思うから

　バレるまでほかっとこ」

A『うん。……Jの人』
　

翔「言わないあ嫌とかじゃなく」

A『わかってる』

翔「……本当は超言いたい。

　めちゃ見せびらかして自慢したい」

A『……ありがと。あたしも

　日本中に自慢したい……』

翔「俺世界中」

言ってまた赤面……。

A『……嬉しい……電話くれると

　思ってなかったから」

翔「毎日する。嫌でなきゃ……」

A『嬉しい……」

翔「毎日したい人？」

A『……うん。毎日声聞きたい』

……超キュンとする俺。

翔「……俺も毎日聞きたい』

そして超緊張したと伝えると……

A『実はあたしも画面に“櫻井翔”

　って出た時驚きすぎて

　変な声出して落としかけたの』

こんな感じで初ラブコールは続いた。

そして……

会いたさがつのる……。

……会いたい。

本当は

毎日だって会いたいよ……。