55・超 気持ちイイ！ ページ5
一度ならず二度までも
甘々タイム邪魔され
恨めし気に見上げる。
A「さ 食べよ」
余裕の笑顔で俺のおでこに手をやる。
A「もう下がってる感じ。
良かった……大したことなくて。
病院にも行かずに済んだし」
翔「だから大したことないって……」
ちょい不機嫌に返す。
A「心配したよ。……よかった
明日も会えるね……」
またまた 照れて言う姫に
単純な俺は 上機嫌。
翔「熱あったって行くよ。
……俺だって会いたいし」
A「……じゃまた あたし看病
してあげる」
翔「……おう。してくれ」
A「するする」
俺 毎日 熱出してもいい……。
翔「……看病してくれたの？横で昼寝
満喫したんじゃねーの？」
上機嫌の俺は
なぜか からかい心もアップ。
A「酷い！何度も水タオル交換して
一生懸命 念じてたんだから」
翔「何て？」
A「……明日も会えますように」
照れてそらす Aを
抱きしめようとする。
A「ダメ。お母さんいるんだから」
翔「すぐすぐ！」
A「すぐじゃイ……」
『イヤ……』
かな？そう言おうとして照れる
Aを目の前にしてムリ！
すかさずガッチリ抱きしめてキス……
俯く Aの頬にも……
赤くなって顔を上げた唇にも……
最後に少し甘いキスで締めようと思って
見つめて顔を傾けると……
A「おしまい！お母さんいつ来るか
わかんないから」
翔「来ても勝手に開けなくね？」
A「普通はね。天然入る時
あるんだから」
……渋々メインディッシュ
取り上げられた気分で立ち上がる。
そんな俺を見て笑いながら
戸を開けようとした腕を引っ張り
肩に腕を回し固定して
少しだけ長く唇を重ねる……。
この何とも言えぬ心地よさ……。
俺の貧相なボキャブラリーでは
表現しきれない。
せいぜい
“ 心地いい陶酔感…… ”
てとこ。
やっぱ俺らしいのは
“ 超 気持ちイイ！ ”
これしかないでしょ。
唇を離して満足気な俺を見ながら
少し呆れ眼で
“ 仕方ないな…… ”
って顔して笑う Aを
俺は 満足気に見つめるんだ……。
……大好きだよ。
俺の目に溢れまくるほどの
気持ちを込めて……。
ラッキーアイテム
革ベルト
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りん(プロフ) - かおるんさん» 嬉しいです！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2013年9月15日 10時) (
レス) id: dad6bd0f93 (このIDを非表示/違反報告)
かおるん(プロフ) - めちゃ面白いです (2013年9月15日 10時) (レス) id: eeafce828e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - かおりんさん» ありがとうございます＊頑張ります！ (2013年9月7日 11時) (レス) id: dad6bd0f93 (このIDを非表示/違反報告)
かおりん(プロフ) - おもしろかったです。更新楽しみです。 (2013年9月7日 11時) (レス) id: 74dc8487cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
x他1人 | 作成日時：2013年8月13日 8時
