訂正中ーLOVEーふたりの軌跡 *s.s *Part.2改訂版 (ページ15)

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65・世界一の彼女ページ15

その時戸が開き

春兄が入って来た。

黒がすかさず送るか聞くと

良子さんが体調不良とのこと。

山が45Kg以下限定だからだろと

ツッコむと笑って頷いた。

ニノ「ランチでもして？」

春馬「い～ね～」

笑い飛ばす春兄。

笑えねーよ！

全然！笑えねー。

……あ起きた。

まだ少し眠そうで

小さなあくびを布団で隠す姿が

かわいい……

ハハ、もひとつオマケだ。

ニ「まだ眠そうだね。センセが車で

　送ってくれるって」

A「え？……大丈夫！大丈夫！

　ただの貧血と寝不足だし」

そうだ！言ったれ言ったれ。

黒「この暑い中歩かずずっと

　冷房ん中で寝て帰れるよ」

山「VIP待遇！羨ましいわ～」

お前ら余計なこと言うなよ。

春馬「遠慮しなくていいよ。ランチ

　付き合ってくれれば」

マジ冗談に見せかけた本音じゃね？

ニノ「わっるい教師～！好青年教師

　化けの皮はがれた！」

みんなしてのん気に笑ってんなよ。

マジ笑いごとじゃねんだよ。

無言で起き上がった Aは

制服整えてチラッと俺を見てきた。

A「ごめんね。迷惑かけて」

黒「な～に言ってんの」

山「そうよ～。俺らの仲じゃな～い」

すかさず肩組みやが……ナイス黒！

A「もう大丈夫。すみません。

　ありがとうございました」

Aはゆっくり起き上がると

春兄と保健の先生に頭を下げた。

春馬「……フられたわ」

黒「さすがのセンセでもこの子は

　簡単にはね～。しっかり躾して

あるし」

春馬「ショックだなぁ……佐野に

　そんなに信用されてないなんて」

山「そうそう！男は狼よ。俺以外ね」

黒に頭を、ニノにケツ一発

お見舞いされる山。

……こいつ絶対マゾだ。

A「先生なら大人の美女選り取り

　見取りでしょ。告白したことない

　って言ってたし？」

ああ、言ってた言ってた。

俺知ってる。

１７ん時２５の美女と付き合ってた。

そう松潤に聞いたっけ。

春馬「なかなか外見と内面一致する子

　ってね……。佐野はそのまんま

　大人になれよ」

そう言って Aの髪を

くしゃくしゃにすると

山、ニノも続くから

俺の眉間に怒りマーク出現！

A「もう……髪くしゃ禁止！」

黒「髪は女の命。好きな男以外

禁止！｣

A「禁止！」

そして一瞬だけ俺見て

ハニカんで見せた。

やっぱ最高級！！

トリプルAの世界一！！！

の俺の彼女。