２０８話 ページ13
｢説明は以上です。ご清聴ありがとうございました、ハハッ｣
腰を折る尾道。
オレの頭にはひとつの疑問が浮かんだ。
｢でも……アレ……？ アルコバレーノの戦いなのに、なんで狙われるのがアルコバレーノじゃなくてボスの時計なの？｣
それに答えたのは真後ろのバカみたいにデカい声。
｢ゔおﾞぉい！ バカかてめーはぁ！｣
｢ひっ｣
向こうも向こうでオレをバカだと思っていたのか。
振り返ると剣の先を顔の横につけられ、脅すように補足をしてくれた。
｢本人でなく代理が戦うから代理戦争なんだろうがぁ！｣
｢あっ、そっ、そっか！｣
煩いやり取りには目もくれず、マーモンが尾道に静かに話す。
｢僕らアルコバレーノは代理の戦闘中見ているだけかい？｣
腕まくりをすると前腕部も文字で覆い尽くされていた。
あの調子だと服の下全てに文字が書かれていてもおかしくないのでは。
さすがに背中は見えないし書けないはずなので、そこまでのわけがないか。
｢それは……あっ！ 忘れてました、ハハ！｣
質問事項の答えを見つけたようだ。
どこに何が書かれているか逆に分からなくなりそうだけど、突っ込んだら負けな気がするのであえて突っ込まない。
尾道は右前腕を見ながら、戦闘力の高いアルコバレーノが戦いに参加して同時に二つのおしゃぶりが破壊されては困るため、基本的にアルコバレーノは見ているだけになると説明した。
｢ただし私の上司は�牴�かしいプレゼント�瓩鰺儖佞靴討襪�ら楽しみにしてろと申しておりました。ハハ｣
その�牴�かしいプレゼント�瓩箸笋蕕�気になる中、レヴィが口を開く。
｢しかしなぜ時計なのだ？ キーホルダーでもアクセサリーでもよかろうに｣
｢鋭ひっ。フヒフハッ。フヒャーヒヒヒッ！！ あなた様の存在がツボにはまりました！ ヒャハハハ！ ウケる！！｣
｢どーいうことだ！！｣
｢すみません……ヒッ。また大事なことを言い忘れていました！ 時計であるのは戦闘許可時間をお知らせするためです、フフ｣
｢戦闘許可時間？｣
ディーノさんが疑問符をつけて復唱する。
ジャケットを脱いでワイシャツを肩まで捲りあげた尾道は二の腕の文字を読みながら説明を続けた。
｢ええ。今回の戦いには時間制限があります。戦闘は一日一回一定時間。いつ始まるか分かりません。この時計は開始一分前と開始と終了時間をお知らせするのです、フフ｣
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小学７年生(プロフ) - 藍茶さん» 藍茶様、コメントありがとうございます。並びに返信が遅れて申し訳ございません。一気読み！？！？！？！？こんな長い話をですか！？！？ありがとうございます！気ままに更新してアフターストーリーまでいけるよう頑張りますのでぜひお付き合いください！ (2023年4月23日 23時) (
レス) id: 01b7521881 (このIDを非表示/違反報告)
藍茶(プロフ) - コメ失礼します。めちゃくちゃおもしろくて一気読みしてしまいました……！お忙しいとは思いますが、更新を気長に待ってます🥺✨ (2023年4月15日 23時) (レス) id: 6dc077f6ee (このIDを非表示/違反報告)
小学７年生(プロフ) - ステッカーさん» ステッカー様、コメントありがとうございます。は、ははははは初めて読んだってことはつまり雪のあれやこれやがぐっちゃぐちゃの今の状態を読まれたわけですよね……。非常に申し訳ないです。それでもコメントしてくださって……励みになります！ありがとうございます！ (2022年11月14日 0時) (レス) id: 01b7521881 (このIDを非表示/違反報告)
ステッカー(プロフ) - 初めましてコメント失礼します。初めて読ませていただきました 物語が進むにつれてどうなるのか、と更新されるのを楽しみに待っていました。更新頑張ってください！応援しています (2022年11月13日 12時) (レス) @page29 id: b18adaf805 (このIDを非表示/違反報告)
小学7年生(プロフ) - ひいろさん» ひいろ様、コメントありがとうございます！そう言っていただけて光栄です。最近ではTwitterの方でも創作が増えてきて私もとっても嬉しいです！拙い文で更新も遅く申し訳ないです……。それでも微力ながら、リボーンの二次創作を潤せるように頑張ります！ (2021年9月7日 18時) (レス) id: 4d32c86c6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小学7年生 | 作成日時：2021年1月10日 16時
