１０ ページ7
N side
雅「それじゃあニノちゃん、よろしくね〜！」
和「はいよー」
他のメンバーは一旦退室、マネージャーは翔ちゃんのズボンを取りに車に戻っていった。
不安そうな翔ちゃんの手を握って話しかけている間に、先生は慣れた手つきでおむつをあてていく。
翔「にのぉ…」
和「ふふ^^ちょっと恥ずかしいよねぇ(笑)大丈夫だよ翔ちゃん。」
翔「うん…^^」
その後、温かい飲み物をゆっくり摂らされた翔ちゃん。
分厚い毛布にぐるぐる巻きで寝かされ、少しずつ顔色も戻ってきたみたい。
最終的には俺の手ではなく、さっき車の中で大野さんに巻いてもらったマフラーを大事そうに握ったまま、すやすやと眠ってしまった。
あの匂い、やっぱ安心するんだろうね…
この状態でようやくメンバーが揃って入室。
智「んふふ^^翔くん寝てる」
雅「かわいいねぇ^^」
潤「落ち着いたみたいじゃん、よかったね。」
その後、先生から軽く説明があった。
医者「ご本人的にはあまり自覚はなかったようですが…元々体調が良くない状態が続いていたものと思われます。体が気温の変化についていけなかったようですね。」
そっかぁ…
医者「今は体が暖まって落ち着いていますが…まだ体温調節機能がうまく働かない部分があるので、恐らくこの後お家に帰られてから、先程までの反動で熱が出てしまうでしょう。明日は仕事をセーブして、できるだけ安静にさせて下さいね。」
マネ「わかりました。」
マネージャーはスケジュール調整のため、早速スマホを持って出ていった。
潤「大丈夫だよ。明日は個人の仕事の打ち合わせだけらしいし、予備日もあるから延期は問題ないんだってさ。」
和「そっか。」
それはまぁひと安心だけどさ…
せっかく悪寒から解放されたっていうのに、今度はお熱が出ちゃうなんて翔ちゃんかわいそう…。
まだ何も知らずあどけない顔で眠る翔ちゃんを見て、なんだか気の毒に思ってしまった。
と同時に、守ってあげたい気持ちがより強くなる。
…よし。
俺は今日、翔ちゃん家に泊まり込みで看病をする決心をした。
だけど、ワタシだけじゃなくて、もう一人連れて行きたい人がいるのよ。
そう、翔ちゃんにとって一番の安心感。
皆さんももうわかったかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 421人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゅう(プロフ) - 悠さん» いえいえ、こちらこそすみません(>_<)本当はいろんな方のリクエスト受けられたらもっと楽しくなるんでしょうけど、そこまでなかなか追いつかなくて…m(_ _)m
こんなお話達でよければ今後も訪問お待ちしてます(*^^*) (2017年7月23日 14時) (携帯から) (
レス) id: 09bab4301f (このIDを非表示/違反報告)
悠 - ちゅうさん» すいません。上の奴を見ずにりくしてしまてすいませんでしたm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m (2017年7月10日 20時) (レス) id: 25fb8acde4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅう(プロフ) - 悠さん» 悠さん、ありがとうございます。しかしながら大変申し訳ないですが、トップページにもある通りリクエストは受け付けていないのです(>_<)どんな傾向のお話が好まれるか、という点で、今後の参考にはさせて頂きますね。ご希望に添えずごめんなさいm(_ _)m (2017年7月8日 9時) (携帯から) (レス) id: 09bab4301f (このIDを非表示/違反報告)
悠 - してるなら、最近夜のお漏らしが多いい翔ちゃんが、マネージャーと一緒に行って、恥ずかしい検査を受けるみたいなのをお願いしたいです。よろしいでしょうか？ (2017年7月5日 16時) (レス) id: 25fb8acde4 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - リクって受け付けていますか？ (2017年7月5日 16時) (レス) id: 25fb8acde4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゅう | 作成日時：2017年3月20日 13時
