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確かに佐久間は球技が苦手なようで、動きも良くないし反射神経も凄くはない。
だけど、打ったボールはそんなことある？って言いたくなるくらいのスピードで相手のコート内へと入っていく。
気づけば翔太と佐久間が勝利していた。
そりゃそうか。
あんなボールを打ち返せるやつはいないよ。
「今日はありがとうございました！」
「すっごくカッコよかったです！また来てください」
女の子達から激励の言葉を頂いても、喜びきれなくて、歯切れの悪い返事をした。
fk「あ、あぁ…また」
sk「じゃーね！」
テニスサークルを後にして、佐久間を見る。
さっきまでの事はなかったかの如く普通に歩いていた。
俺らが幻覚でも見たのかと思って聞いてみると、難しそうな顔を浮かべる。
sk「……わかんない」
fk「ん？」
sk「勝ちたい！って思ってたら…なんか知んないけど、声が聞こえた」
fk「声…？」
sk「そう。打て、勝てる…って。思いっきりラケットを振ったら、突然後ろから風が吹いてきて」
声が聞こえた？
それに、風が吹いたって…
fk「ちょっと待って。翔太、佐久間の能力ってなんだった？」
nb「え？えー…風って書いてある」
sk「風？」
fk「もしかして、その声ってＮｏ．3の声なんじゃ…」
ここで浮かんでくる疑問は2つ。
なぜ突然声が聞こえたのか。
そして、能力が使えてしまうのか。
fk「佐久間が故意に使ってなくても、能力が行使された」
sk「翔太の記憶の中にはＮｏ．5が存在した。もしかして、全員記憶の中にいるって言いたいの？」
fk「例えばだけど、翔太の記憶の門番をＮｏ．5がしていて、Ｎｏ．5は記憶の門を開いただけだったとしたら？」
そう、答えは簡単だ。
sk「Ｎｏ．5は消えずに翔太の中に居続けている？」
fk「うん。んで、俺だけが記憶じゃなく夢で思い出した。それはつまり…」
sk「つまり？」
fk「だめだ分からん。なんでこんな事が起こってんだよ」
阿部ちゃんさえ居てくれたら、少しは分かったのかもな。
ヒント無しにこんな問題解けるのなんて、阿部ちゃんくらいじゃん？
nb「でもそれって、大丈夫か？」
fk「え？」
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花(プロフ) - 星さん» また、最後には本来は良い人だった、という最終点を用意した事で、少しでも緩和されるようにと思いこの役に5人を入れました。少しネタバレになる発言ではございますが、嵐さんのお名前をお借りした理由を適切にお伝えするために失礼致します。 (2020年8月24日 22時) (
レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 星さん» 貴重なご感想ありがとうございます。私も嵐担とスノ担の掛け持ちです。私は嵐さんメインのお話が書けない為、どこかで書きたいと思っており、今回の様になりました。不快な気持ちにさせてしまったこと、大変申し訳ございません (2020年8月24日 22時) (レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
星 - ストーリーが好きなだけに本当に残念です。長文失礼しました。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
星 - スノ担の中には、嵐担と掛け持ちしている人も多くいます。その人たちの気持ちは考えなかったのでしょうか？そもそもこの悪役が嵐である必要性が全くわかりません。作品に他グルの名前を出すのなら、最初に注意書きをするのがマナーだと思います。悪役なら尚更。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
星 - 初めまして、いつも楽しく作品拝読しております。この作品は大変面白いと思いますが、なぜ悪役に嵐の名前を使ったのでしょうか。普通の登場人物ならまだしも悪役で。はっきり言いますが、嵐担からすると非常に不愉快です。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2020年5月14日 9時
