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5「お前は受け止められんの？」
nb「おう」
5「言ったぞ？これで無理とか言っても俺は全部思い出させるからな。Ｎｏ．4…いや、ふっかって言ったっけ？…ありがとう」
届いたんだ。
ちゃんと、声だけじゃなくて想いも。
翔太の顔は笑っていて、Ｎｏ．5か翔太かどちらが笑ってるのかは分からなかったけど、どうしてか俺には2人ともが笑っているような気がした。
nb「受けて立ってやる。来い」
その声と共に、ラウールと翔太は目を開けた。
静かな翔太とは裏腹にラウールは息を荒くしていて、ソファにそのまま寝転ばせる。
俯いたまま顔を上げる素振りのない翔太は下を向いたまま、小さく震えた。
ab「…翔太？」
バッと顔を上げた翔太はそのまま天井へと勢い良く顔を向けた。
nb「あー、これはキッついわ。…ん、全部思い出したよ」
そう言って笑った翔太の目が、一瞬だけ青く輝いた。
流れる涙は思い出した時に痛みでもあったのか、それとも、思い出した内容に対するものか。
翔太の事だ、きっと後者だろう。
mm「…分かったんすか？Ｎｏ．1の秘密」
nb「ああ、分かった。これは確かに、口にしたくないかも」
sk「そんなに？」
佐久間と目黒が翔太に顔を近づけて聞くと、翔太は2人の顔を自分から押し離した。
nb「俺的には内容とかってより、Ｎｏ．1にさ、泣き付かれた時の記憶が1番心苦しい…みたいな？」
mm「……俺には大丈夫しか言ってくれなかったのに」
nb「違う。俺がＮｏ．1の秘密に気づいちゃったから、それを黙っといてくれって泣き付かれた…っていう」
翔太はまた1粒流れた涙をゆっくりと自身の指で拭った。
その様子に、記憶は時によって傷になることを思い知らされる。
fk「話せない…？」
nb「いや、さっきも言ったけど俺話すから。ふっかも言ってただろ？Ｎｏ．1が苦しんでるって。それなら俺は、助けたい」
しっかりとこちらを向いた顔は、今までの翔太とは思えない程頼もしかった。
nb「まず、俺らがいつからあそこに居たのかは覚えてる？」
mm「俺は13歳だったと思います」
fk「俺はＮｏ．7と時期が近いから、2人とも12歳かな？」
dt「俺と翔太は1週間違いで10歳の時」
sk「俺5歳！」
ab「俺とＮｏ．1は生まれた時から、かな？物心ついた頃にはもういたし」
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花(プロフ) - 星さん» また、最後には本来は良い人だった、という最終点を用意した事で、少しでも緩和されるようにと思いこの役に5人を入れました。少しネタバレになる発言ではございますが、嵐さんのお名前をお借りした理由を適切にお伝えするために失礼致します。 (2020年8月24日 22時) (
レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 星さん» 貴重なご感想ありがとうございます。私も嵐担とスノ担の掛け持ちです。私は嵐さんメインのお話が書けない為、どこかで書きたいと思っており、今回の様になりました。不快な気持ちにさせてしまったこと、大変申し訳ございません (2020年8月24日 22時) (レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
星 - ストーリーが好きなだけに本当に残念です。長文失礼しました。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
星 - スノ担の中には、嵐担と掛け持ちしている人も多くいます。その人たちの気持ちは考えなかったのでしょうか？そもそもこの悪役が嵐である必要性が全くわかりません。作品に他グルの名前を出すのなら、最初に注意書きをするのがマナーだと思います。悪役なら尚更。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
星 - 初めまして、いつも楽しく作品拝読しております。この作品は大変面白いと思いますが、なぜ悪役に嵐の名前を使ったのでしょうか。普通の登場人物ならまだしも悪役で。はっきり言いますが、嵐担からすると非常に不愉快です。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2020年5月14日 9時
