恋愛対象外【0125BD】

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松本くんからメッセージが届いた翌日には、生田くんと松本くんの3人のLINEのグループができていて、グループLINEが届くようになった。


最初は、

「イケメン参上！」

なんてふざけたメッセージと共に、生田くんのキメ顔写真が送られて来たり、シュールなスタンプ攻撃があったり、こないだのこととは全く関係のない、たわいのない会話だった。



初めは見ていただけだったのが、私が返信して、３人で会話するようになった頃、

「こないだのお詫びで飲もう」

ってメッセージが来た。


だけど、私は・・・返事できなかった。


それでも、生田くんと松本くんは、私のことを何度も何度も誘ってくれた。



この２人には、とっくの昔に、私の気持ちはバレている。

だから、大学の時も、そして、就職してからも、わざわざ私を飲み会にだって誘ってくれてたって知ってる。


「Aだったら、櫻井とうまくいくと思うんだけどな」

「なわけないじゃん。私、女として認定されてないのに」

「そうか？」

「どこをどう見たら、私が櫻井くんに女の子扱いされてるって思うわけ？」

「・・・・・・言われたら・・・そうかもしれないけど、でも！！櫻井に一番近いじゃん」

「生田くんや松本くんのほうが近いでしょ？」

・・・そんな話は何度もした。

「翔くんもさぁ・・・」

なんて松本くんが何かを言いかけて止めることもよくあった。




なかなか行くって言い出さない私に、

「もし来なかったら、ここのグループに櫻井招待するけど、どうする？」

って生田くんからメッセージが来て、櫻井くんから連絡先を渡されたのに、未だに連絡していない後ろめたさから

「わかった、行くから！」

って返信すると、すぐに日にちが決まって、

「絶対来いよ！」

って念を押された。




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