太陽 ページ42
Aside
差し入れも持ってったし
顔も見れたし、よし。目的達成。
誰の顔って、
……そりゃあね。うん。
今からは
長期休暇取っててずっと会えてなかった
佳帆子とディナー。
佳帆子｢ねぇ、受付の有加って佐野さんのことずっと好きだったんだよ！｣
『知ってる』
佳帆子｢は！なんで？｣
わたしはこないだ事務所前で現場に遭遇してしまった一部始終を話した。
佳帆子｢それはもう完璧嫉妬だね。｣
『でも、今まではそんなことなかったもん』
佳帆子｢だーかーらー、血が繋がってないって知った瞬間意識し始めたんでしょ？それは今まで無意識で抑えてた気持ちが正直に出始めたってことじゃないの？？｣
『無意識で抑えてた気持ち…？』
わたしとの会話にイライラしてるのか
すごい勢いで料理に手をつけている佳帆子。
佳帆子｢それで、どうしたいの？Aは。｣
『どうしたいって…』
佳帆子｢逆を返せば、もうAは数原さんでも佐野さんでも、どっちの選択権も選べるの。｣
『選択権もなにも…だって玲於に対する気持ちはなんていうか、家族の延長線上みたいなもんで』
佳帆子｢いうけど、ふつう兄弟にドキドキとか嫉妬とかしないから。それは恋だ、恋。｣
『恋…』
佳帆子｢なにを躊躇ってるのか知らないけどさ〜｣
はぁ、っとあからさまにため息をついた佳帆子は
じゃあ、質問変えるわって
わたしの目をまっすぐ見てこう言ったんだ。
"どっちの方が、Aにとって大切で失いたくない存在なの？"
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龍友｢A？A〜｣
『あ、はい、ごめん、なんだっけ？』
龍友｢さっきから何かボーッとしてへん？どっか具合でも悪いん？｣
『ううん、大丈夫、ごめんね！』
それならいいんやけどって
また前に向き直る龍友くん。
指定されたBARに向かい、マスターとお話しながら龍友くんのことずっと待ってた。
23時を回った頃、ようやく収録終わりの龍友くんと落ち合って。
どうやら知り合いのBARらしく
会員制のBARだからよく見たら
みたことのある著名人ばっかり、って感じで。
ここならバレにくいやろって、そんな龍友くんの配慮。
ゴーンゴーンゴーン
カウンターにある時計はちょうど0時を指していて
龍友｢A、これ。｣
そっと置かれた小さな箱。
A｢わ、プレゼント？ありがとう…！｣
箱の中に入っていたのは
キラキラ輝く太陽のネックレスだった
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玲都 - もーーやばいです、、玲於くんも龍友くんも好きすぎて困ってるのでこのお話たまらないです。もうすでにこのお話大好きです（笑） (2018年2月18日 8時) (
レス) id: f03f18b1cc (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 佐野ゆうな…玲於，龍友さん» 同じ趣味の方ですね！笑今後の展望もお楽しみに（＾ν＾）コメントありがとうございました（＾ω＾） (2018年2月15日 11時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
佐野ゆうな…玲於，龍友(プロフ) - めっちゃ良いです！玲於くんと龍友くん二人とも大好きなんですよ~！ほんと最高です！次の更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年2月14日 16時) (レス) id: 810010de63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - あいらさん» ご感想ありがとうございます（ ; ; ）わわ、ほんとですね、某キーボードアプリに少し頼りすぎていました汗さっそく修正させていただきます！感謝です（＾ν＾） (2018年2月14日 11時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
あいら(プロフ) - このお話面白いです(^^)ちなみになんですが、CLAMPじゃなくてKRUMPですよ♪CLAMPだと作家さんのお名前になってしまいますので！ (2018年2月14日 9時) (レス) id: 43e305eaaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2018年1月31日 2時
