ぐちゃぐちゃ ページ39
Aside
玲於「ねぇ、ちょっと、A」
玲於は、すぐに帰ってきた。
たぶん、走って。
『なんで帰ってきたの?有加さんのところ、行きなよ。』
玲於「いや、別にそうゆうんじゃないから」
『じゃあなんで一緒ににいたの…!』
玲於「…お前何むきになってんの?」
えっ…
『…別になってないし。いいから、有加さんのところ、行きなって。』
玲於「だから、俺はお前がっ…」
『…お前が、なに?』
玲於「はぁ…話になんねぇわ。」
そういって玲於、
自分の部屋に入って行っちゃった。
わたしがなによ…っ
もう!別にムキになんてなってないしっ
ただ…
わたしの知らない玲於を
有加さんは知ってるんだなぁって思ったら
…ちょっと悔しかっただけだもん。
わかってるよ、こんなこと思っちゃうの
おかしいって、自分が一番わかってるよ。
はぁ…今週もあっという間にすぎてったな
明日華金じゃん
…え、まって?
明日天皇誕生日、ってことは
明後日はクリスマスイブ
『なんでこうなっちゃうかなぁ…』
玲於とも喧嘩して
龍友くんとも連絡とってないし
…今年のクリスマスにはもう、
期待しないでおこう。
ピコンッ
【数原龍友:ひさしぶり。元気してた?】
【数原龍友:明日Mステでるんやけど、その後会えへん?】
【数原龍友:もうそろそろ限界やねん】
『龍友くん...』
あれ、おかしいな
前までのわたしだったら
天にまで登る気持ちだったはずなのに
LINEの相手が玲於じゃなかったことに
ちょっとガッカリしてる自分がいる
【嬉しい。楽しみにしてるね。】
『はぁ…』
神様ってほんといじわるだと思う
もっとはやく、龍友くんから連絡が来てたら
週刊誌にわたしたちのことバレてなければ
有加さんがLDHで働いていなかったら
今日あと5分だけ、事務所を出る時間が遅かったら
…わたしと玲於が身内じゃなくて
全く関係のない赤の他人だったら
いま、こんなにぐちゃぐちゃな気持ちに
ならなくてすんでたのに。
…わたし、どうすればいいかな?…
無意識に掴んだ胸元の
月のネックレスは
本物の月に負けないくらい
こんな時もキラキラ、光ってた。
791人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
玲都 - もーーやばいです、、玲於くんも龍友くんも好きすぎて困ってるのでこのお話たまらないです。もうすでにこのお話大好きです(笑) (2018年2月18日 8時) (レス) id: f03f18b1cc (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 佐野ゆうな…玲於,龍友さん» 同じ趣味の方ですね!笑今後の展望もお楽しみに(^ν^)コメントありがとうございました(^ω^) (2018年2月15日 11時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
佐野ゆうな…玲於,龍友(プロフ) - めっちゃ良いです!玲於くんと龍友くん二人とも大好きなんですよ~!ほんと最高です!次の更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年2月14日 16時) (レス) id: 810010de63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - あいらさん» ご感想ありがとうございます( ; ; )わわ、ほんとですね、某キーボードアプリに少し頼りすぎていました汗さっそく修正させていただきます!感謝です(^ν^) (2018年2月14日 11時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
あいら(プロフ) - このお話面白いです(^^)ちなみになんですが、CLAMPじゃなくてKRUMPですよ♪CLAMPだと作家さんのお名前になってしまいますので! (2018年2月14日 9時) (レス) id: 43e305eaaf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆず | 作成日時:2018年1月31日 2時