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1201 ページ9

玲於Side




隼からLINEがきたのは
夜の24時を過ぎた頃だった。





【Aちゃんが泣き始めた助けて】

【いま1201室いるから】





[...は?]




なんでAちゃん泣いてんの、
…なに、隼が泣かせたの?



[…あの金髪豚野郎...]





バスローブを着てソファでゴロゴロしてた俺は
すぐに着替えて部屋を飛び出した。




あの後、帰ってきた道を戻ってたどり着いたのは
アクセサリーショップ。

帰り道にウィンドウケースに飾られてあった
ネックレスが可愛くて。



デザインがアメリカンっぽいし、
日本じゃ中々手に入りそうにないし
何よりあいつがこうゆうの喜びそうだったから。
旅の土産?的な?



エレベーターを待ってる時間も惜しくて
全速力で階段をかけ上って1201室へ向かう。




コンコンッ
ガチャ



[Aちゃ...え?…]









そこには赤い顔した隼と楓さんと唯さん






と、
ベッドの上ですやすや眠るAちゃん。





[…なに、Aちゃん寝てんじゃん…」






隼「あ〜〜玲於ごめん!さっきまで超情緒不安定でかなり暴走してたから、ストッパーがほしかったんだけどさ〜!」





その後すぐ寝ちゃったんだよね〜なんて。

[…それなんで俺なの、ってか泣かせたの誰。]






隼「いやあそれはもう...ねえ?(笑)」




唯「はいはい、玲於も座った座った、
玲於あんたね〜このままじゃAちゃん誰かにとられちゃうわよ?いいの?」




[...なに俺説教されに来たの?(笑)]




唯「違うじゃない忠告よ、忠告。このままどっちつかずな態度取り続けてたら、後悔するわよ〜?」




女の勘はあたるんだからね〜
なんて。なんだよ、なんでばれてんの?

…もしくわ、
[こいつ俺のことなんか言ってました?]




楓「玲於くんわたしのこと嫌いなのかな〜(泣)
ってゆってたわよ(笑)」




[は?そんなわけ...]




唯「だからね〜玲於、言葉じゃないと伝わらないこともあるの、特にこの子はね、純粋な子なんだからわかってあげてちょうだい。」




そんなことは言われなくても百も承知で
いや、俺、てっきり、もう俺の気持ちは伝わってて
その、こいつも同じ気持ちって思ってたから
そんなに不安がってるなんて思ってなくて



でも、言葉に出したら
なんか離れて行きそうな気がして

やっぱりこれは逃げてるってことになるのか







隼「そろそろ玲於も男にならなきゃ!」





[隼にだけは言われたくねぇ]

まぶしい太陽→←勢いとタイミング



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REI - とても面白かったです!でもすいません、間違えて低評価押してしまいました。本当は高評価です。ごめんなさい。次回作も楽しみにしてます! (2019年6月30日 9時) (レス) id: 6b6704601e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - 好きって言ってよ 続編まってます!! (2018年10月5日 5時) (レス) id: 6e9a42278c (このIDを非表示/違反報告)
隼大好き - 最初の方は、ハラハラドキドキだったけど、最後の方は、胸キュンキュンですね。 (2018年4月2日 8時) (レス) id: 28aba34e14 (このIDを非表示/違反報告)
GENE!大好き - とても良いお話でした。メッチャ、キュンキュンしました。 (2018年3月6日 23時) (レス) id: fa7ed179cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 白あいさん» コメント本当にありがとうございます、嬉しかったです…! (2018年2月10日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2018年1月11日 22時

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