ビール一本 ページ15
ASide
次の日は午後からお仕事で。
玲於くん大丈夫だったかな、ってお部屋行こうとしたけど、
馴れ馴れしいか、ってチキってやめた。
隼「おはよ〜ございま〜す!」
あ、隼くんが一番乗りだ。
あ〜〜コーヒー飲みたいアメコ行ってこよっかな〜〜
とか言ってる。昨日あんなだったのにやっぱ回復力すごいな。
そっからメンバーさん続々入ってきて
玲於[ざ〜っす]
あ!れおくんきた!
『玲於くんおはよ!』
[...はよ。]
うわすっごいお酒残ってそう(笑)当たり前だよねあんなに飲んだら。
涼太「おはよ〜」
ドキッ
やばい、目合わせらんないや
さらっとおはよございま〜すって挨拶して
『ねえ隼くんコーヒー買いに行くんだっけ?わたしも行きたいな〜!だめかな?』
隼「え!いやいやいや、いこ!いこいこ!」
その場から逃げてしまった、
何の気なしに着いてきたんだけど
隼「あのさ...」
おれ、実は楓さんのこと気になってて…
ってまさかのカミングアウト!
…あれでも楓さん誰かに片思い中じゃなかったっけ?
でもそれは伝えなくてもいいことだよね、
って整理して
「そうなんだ!応援してるよ!なんでも相談してね!!」
隼くんのこと応援することに。
事務所戻ってコーヒ配って、髪セットする時間になって、そしたら当たり前のように一番に玲於くんが椅子に座りに来て、
チラって隣見たら隼くん楓さんに髪セットしてもらってて楽しそうにお話してて、
うわ、この二人の空気感。全然気づかなかったや、すごいな。
こうみるとめちゃめちゃお似合。だとおもう。
[ちょ、おい、何よそ見してんの。]
あ、やば、玲於くん放置してた。
鏡越しに見ると眉間にシワよってる。
『あっごめんね!はい、はじめまーーす!』
[…ねえあのさ、おれ昨日どうやって帰ってきたのか全然覚えてねぇんだけどさ、しらね?]
『きのうね、玲於くんすごい勢いで飲んでたんだよ?もう、帰り涼太くんと運ぶの大変だったんだから〜!』
[えっ、]
すると玲於くんは一瞬驚いたけど
すぐに悟ったらしくて
[…悪かった]
って。あ、まともに謝罪はできるんだね、!よかった!(笑)
『えへへ、ビール一本で許してあげちゃう〜〜』
そしたら玲於くんけらけら笑ってて。
よかった、
昨日1回も笑ったとこ見てなかったから、
笑った玲於くん見れてちょっと嬉しいな、なんて。
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ふたば - 名前入力して、苗字みたら、同じ苗字ですごくびっくりしました笑笑 (2018年1月15日 20時) (レス) id: 6baa600086 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます。少しでも日常の糧になればと思います。!! (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます。ぜひ引き続きにやにやしていただけたらと思います…!笑 (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 春華さん» ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです…! (2018年1月11日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - はじめまして!このお話すっごく楽しませてもらってます!次の更新もとても楽しみです! (2018年1月8日 20時) (レス) id: e902c191d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2017年12月26日 21時