好きって言ってよ１［佐野玲於］完結

兄こまリターンズ？ ページ14

ASide


『はっはい！』




あ、やばいっ声裏返ったorz





おそるおそる振り返る、
ひい、顔面整いすぎてこわいいい



そのまま何を言われるでもなくずっとみつめられて．．．



なんやねん(泣)えええい！




『あ、あの、わたしオバケきらいなんではやくお家ハイラナキャ…』





そしたら涼太くんは一瞬ふふって笑って
涼太｢ああ、ごめんね？その話さっきもしてくれてたのに忘れちゃってた。｣



そして手がゆるくなって













涼太｢なーんてね、離さないよ？(笑)｣





．．．ひいぃ、カッコイイ通り越しすぎてこわい、なに、これドラマの撮影かな？どこかに定点カメラ設置してある？あにこま？兄こまリターンズ？




．．．くだらないことしか考えれない。。





涼太｢あのさ、今日はあんまし喋れなかったから今度二人でゆっくり食事でも行かない？｣






射たれた。
理想100%王子に射たれた。


『あ、え、わたし？わたしと二人？(！？！？！)』





涼太｢そ、Aちゃんと二人(^ ^)じゃ、また連絡するから、おやすみ。｣






『おやすみなさい、あのっ、お気をつけて…』




背中越しにありったけの言葉を送った。
そしたらもっかいふりかえられて
涼太｢Aちゃんもオバケに襲われないように、ちゃんと鍵閉めとくんだよ(^ ^)じゃあまた。｣




はぁぁぁ、今のはトキメイタ、イヤでもときめく、
かっこいー♡やさしー♡しんしー♡おうじー♡




ここ何ヶ月くらいで一番の喜びと胸の高鳴りを感じながら、

カチャ

すぐさま鍵をしめて(笑)、お風呂入って
顔パックして、ふとんにダイブ。





ピコンッ
涼太【ちゃんと鍵閉めた？(笑)ちょっと日が空くけど5日後とかどうかな？俺午後からオフなんだけど】



ほんとに王子からLINEきた、、
きゃ♡




【涼太くんがよければわたし合わせますよ！】






．．．意を決して上京してきてよかった〜♡

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