まーこ ページ7
**
「なあ。」
突然声をかけられた。
なんだろうか。
.....。
き、緊張しちゃって声がでない。。。
「......。」
まわりはひそひそと話し始める。
「ねえ、天白くんのこと無視ひてるよ。」
「無いわー。あの天白くんを?」
ち、違うの。。。うまく言葉が出てこなくて。。。
でも、天白ってどこかで聞いたことある気がする。
でも、どこで?
「ブハッ!」
突然私に声をかけてきた子が吹き出す。
___ガタガタッ!
突然すぎて私はカバンを抱き締めた状態でイスから弾かれたように立ち上がる。
「ご、ごめんwやっぱ変わってないんだなぁって思って...クククッ」
必死に笑いを堪えている。。。あれ?
「久しぶりだな。『真子』。」
「さ、爽くん!?」
そのままハッとなる。
爽くんを見てしまった。。。
(よかった。)
今のところ爽くんの死ぬときは見えない。
爽くんはね。。。
保育園のとき同じ組だった男の子。といっても唯一私が友達と呼べるような子だったんだ。
でも人の死ぬときが見える力を自覚しだしたとき、爽くんも見えてしまうのではと思って距離をおき始めた。
丁度そのとき親の仕事関係で引っ越しすることになってたし、そのままバイバイしちゃったの。
「会いたかったよ真子。」
そう言って爽くんは目を細める。
見ないうちにカッコよくなってて私は見惚れてしまう。
そんな私の考えを読んだのか爽くんはニコッと微笑んで私に近づく。
「何?おれに惚れちゃったの?まーこ」
耳元でそうささやいた。
「っ〜〜〜〜〜!!!??////」
心拍数が急激に上がる。
顔が熱い。
最後名前を呼ばれたときが一番心臓が跳ねたのは誰にも言えない。
**·.·♔·.·**
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキカ(プロフ) - 山形みるくさん» あざす!←なぜ、お前が照れる。by黒神 (2020年8月4日 15時) (レス) id: bba7686eb9 (このIDを非表示/違反報告)
山形みるく(プロフ) - イケメン最高ですねぇ〜 (2020年8月4日 13時) (レス) id: 43416ff750 (このIDを非表示/違反報告)
ユキカ(プロフ) - あんなつ♪さん» www光里ちゃんは優しいからね。 (2020年7月18日 19時) (レス) id: bba7686eb9 (このIDを非表示/違反報告)
あんなつ♪(プロフ) - ユキカさん» 光里ちゃんは天使ねOK理解した← (2020年7月18日 19時) (レス) id: 2efed111d7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキカ(プロフ) - あんなつ♪さん» あんなつ〜!お疲れ様〜!そしてありがトォォォ,! (2020年7月11日 17時) (レス) id: bba7686eb9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ