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Story 297 ページ28

あたしはコナン君と安室さんを見比べ、苦笑いを零した。

そのそばで、エレベーターを待っている子供が「3!2!1……」とカウントダウンを重ねていた。そして──


「ゼロー!」


少年がそう言った途端、安室さんがバッと少年の方を向いた。

彼はその少年がエレベーターに乗り込むまで食い入るようにじっと見つめていた。


「ん?どうかしたか?」


おじ様に訊かれ、安室さんはポーカーフェイスを保ったまま答えた。


「あ、いえ……僕のアダ名も『ゼロ』だったので、呼ばれたのかと……」

「何でゼロ?確か名前、透だったよな?」

「透けてるってことは何もないってこと……だからゼロ。子供がつけるアダ名の法則なんて、そんなモンですよ……」


あたしはじっと安室さんを見つめた。

それはコナン君も同様だったらしく、怖い顔で彼を見つめているコナン君にあたしは苦笑いした。

その後は4人で歩きつつ、他愛もない世間話をしていると──


「キャアアアアア!!!」


病院内に悲鳴が響き渡った。

悲鳴が聞こえた病室のドアをノックする。


「あのー……どうかされましたか?」


安室さんがドアを開けながらそう言った。部屋の中には──


「伶菜!? 伶菜ァ!」


先ほど廊下で会ったオバサン達と入院着を着ている女性、そして喉元を押さえて倒れている女の人がいた。


「──!」

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おーにし(プロフ) - かすみさん» ありがとうございます!キュラソー書けるか心配ですが、頑張ります!! (2017年8月11日 10時) (レス) id: 0c53be3934 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - 更新お疲れ様でした!キュラソー楽しみです!頑張ってください! (2017年8月11日 5時) (レス) id: 70d4c7b9bf (このIDを非表示/違反報告)
おーにし(プロフ) - 紅葉さん» ありがとうございます!夏休みだからこその大量更新です笑 続けられるように頑張ります! (2017年8月8日 23時) (レス) id: 0c53be3934 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 大量更新お疲れ様です僕も頑張らないと!お互いに頑張りましょうね☆ (2017年8月8日 23時) (レス) id: 068774ffb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おーにし | 作成日時:2017年8月6日 23時

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